夫が1週間ぶりに出張から帰ってきた。
遅ればせながら母の日を祝ってくれるというので、
昨日の夜はシャンパンと焼き鳥や枝豆などを買い込んでお祝いをした。
息子には焼き鳥を串から外してあげたのだが、串に刺さったままの夫の焼き鳥にしきりと手を伸ばす。
「○○のはちゃんとあるでしょう。これはパパのだよ」
と言ってもどうしても串のまま食べたいようだ。
夫が串のまま渡そうとしたので、「刺したらどうするの。危ないよ」と止めると、
「ちゃんと見てるから、やらせてみよう」と言われた。
息子はご機嫌で、大人が食べるのと同じように、器用に焼き鳥を平らげた。
そのあと焼売など他のおかずも串に刺して喜んで食べている息子を見て、
私はなんだか過保護だなぁ、と反省してしまった。
夫はシャンパンでほろ酔いになりながら、
「やりたいと思うことは、多少危険でもいいから色々やらせてみよう。
親は心配だと思うけど、挑戦させる勇気も必要だよ。
なんでもやってあげてしまうのは、親切なようでいて親が楽をしているだけだと思う」と言った。
ぐさぐさぐさ。
私はものすごいせっかちだし、口癖が「めんどくさい」というくらい怠け者なので、
息子に自分でやらせる前にどんどんやってしまっていた。
「いつまでも親がなんでもやってあげられるんならいいけど、そうじゃないからさ」
・・・その通りです。
すぐに自分を変えるのは難しいかもしれないけど、
これからはできるだけ手を出しすぎず、息子に挑戦させるようにしていきたいと思う。