疲労困憊の親子通園 | あらしの日から〜最重度知的障害自閉症育児〜

あらしの日から〜最重度知的障害自閉症育児〜

息子のトムは最重度知的障害を伴う自閉症スペクトラムと診断されています
成長、親の想い、日々の記録
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今日は療育園の親子通園日だった。

親子で手をつないで近所の公園まで散歩をした。

 

息子は昨日は9時に寝たものの、夜中の1時に覚醒して明け方5時まで騒いでいた。

毎度のことながら奇声がひどく、私は寝不足状態での参加だった。

 

出発の時多少ぐずったものの、手をつないでお利口に歩けたし、

トイレも連れて行くときちんとできたし、思い返せば良いところもたくさんあった。

 

でも今日は、場面の切り替え時の癇癪がとても多かった。

 

抱っこしてほしかったのに歩かされた。

もうちょっと公園で遊んでいたかったのに終わりの時間になった。

お腹が空いているのに、給食があまり好きなおかずじゃなかった。

もうちょっと園庭で遊んでいたかったのに以下略。

帰れると思ったのにお誕生日会があった。

 

息子のもどかしい気持ちはわかるんだけど、18キロのキミが大暴れしてしまうと、

ママはもう支えきれないよ。

すごい力でえびぞりになるので、何度もしりもちをついてしまった。腰痛もツライ。

 

療育園の先生たちはそんな息子に優しく声をかけたり、

気分を変えようと抱き上げてくるくる回したりしてくれた。

いつも本当にありがたくて、この人たちは人間じゃなくて地上に修行に来ている天使なんじゃないかと思ってしまう。

 

こんなに前は癇癪がひどくなかったよなぁ・・・・

と寝不足の頭で考えだすと、今までがんばって療育してきたことが意味のないことなんじゃないか・・・なんて暗い思考にからめ捕られそうになる。

 

いけない、いけない。

日々の不調があるのは誰だって当たり前。

一年前の息子と比べたら確実に成長しているってば。

 

家に帰ったら息子が寝てくれたので、先に一人でお風呂に入って、

汗と一緒にドロドロした気持ちも流してさっぱりしてきた。

 

もうちょっとしたら息子を起してお風呂に入れて、晩御飯にしよう。

日差しに照らされてカラカラになった身体に、さぞかしビールが美味しいに違いない。