昨日で教育実習を終わらせてきました。実習期間は15日+休日の部活動参加3日くらいだったけど、すごく濃くて長く感じた。

実習始まる前は「とにかく楽に、なんなら中止になれ」くらいに思っていたけど、始めると楽しいこともだんだん増えてきて、最後は「もうこのクラスに来れないんだ」って本当に悲しくなってしまった。自分の性格上、人と関わる際にはとにかく低姿勢で、自分のできることは全てやろうと意気込んでしまうので、様々な授業づくりや指導案やワークシートなどのプリント作成、生徒へのコメントや部活動の参加など丁寧にやっていたと思う。自分の性格の割と好きなところ。

実は実習中に教採の合否発表があった。結果は不合格。ほんとにほんとにあと一歩だったんだけど実習先の学校で結果を見た時はすっごい体が熱くなってびっくりした。絶対受かると思ってたのに。その日の実習はなんとか忘れて乗り切ったけど、今後どうするのか分からなくなっちゃったなぁ。と今も思ってる。落ちてしまったことをいろんな人に報告するの非常にめんどくさい。

教師になる道が一旦自分の中では途絶えてしまって、そんな中残りの実習しなきゃいけなくて辛かった。でも、最後の挨拶の時にクラスの子達が色紙送ってくれて(実は作ってくれてたのなんとなく気づいてた)すごく嬉しかった。それに部活で多くの時間関わった子が泣いてくれちゃって、自分が思っていた以上にこのクラスにの中に入ることができていたんだなと思ったし、実習生として合格点をもらえた気がした。最後にみんなの前で話すときに自分でもびっくりしたけどウルッときてしまって、声がうまく出なくなってしまった。たった15日間しかいなかったくせに泣くのは意味がわからないと自分に言い聞かせてなんとか涙だけは堪えたけど、実質泣いてたねあれは。期限付き採用という厳しい道ではあるけれど、細くなってしまった教師への道にもう一度進んでみようかとも思えた。

実習中はサッカー部と、駅伝部に参加させていただいたんだけど、最後に部で一番足が速い子と200m勝負した。向こうは部活後で散々走ったあとなのでこちらにとーーーーーっても有利な状況だったけどなんとか勝った。体力的ハンデをいただいて大人気なかったけど、自分のプライドを優先させてしまった。でもすごい盛り上がったから結果良かったのかな。今度また競争するときがくる可能性は限りなく0に近いけど、そのときは正々堂々勝つことができるように普段から体動かすようにしようと思ったよ。ありがとうね。楽しかったよ。

自分が中高生のときに来た実習生のことなんて本当に僅かな記憶としてしか残ってないから、今回の実習で関わったみんなも自分のことをきっとすぐ忘れると思う。少しだけ悲しいけど、ずっと覚えてる方が変だから仕方がない。生徒のみんなも、本当にありがとうね。

今月はばあちゃんの一周忌もあるし、まだ介護体験もやらなきゃだし(実はこれが一番億劫)、卒論にも取り掛からなきゃ。それに加えてまだ就活もやらなきゃいけなくなったの!?!?!?大丈夫か、自分。

人間万事塞翁が馬で乗り切ります。きっと全てうまくいく。と心の奥の方では思ってる楽観的な自分でいたい。いつまでもね。