チャイコフスキーの歌劇『エフゲニー・オネーギン』を聴きます。

プーシキンが書いた小説『エフゲニー・オネーギン』を元に、チャイコフスキー自身が台本を書いた歌劇で彼の作曲した10作の歌劇の中で最も頻繁に演奏され、人気のある歌劇です。

あらすじ他の詳しいことは、ネットや書籍で確認して下さい。

とにかく、チャイコフスキーの甘い魅惑のメロディーが所構わず現れてモーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナーやヴェルディ等の西側の作曲家が作曲した歌劇に負けない魅力たっぷりの歌劇です。

今回聴いたのは、廉価盤のレーベルのアルテノヴァから発売しているザミュエル・フリードマン指揮するノヴォシビルスク国立歌劇場管弦楽団&合唱団の演奏です。この歌劇場は、西シベリアの中心都市ノヴォシビルスクにあるそうです。ロシアのモスクワからするとかなり遠い地に、立派な演奏する歌劇場があるのに感心します。チャイコフスキーのオーケストレーションの魅力、醍醐味をあからさまにした素晴らしい演奏を聴かせてくれています。確か、鬼籍に入った小澤征爾さんも演奏していたと思います。

歌手たちも、アレクサンドル・レベデフ(バリトン)、エレーナ・ゼレンスカヤ(ソプラノ)等の
生粋のロシア人歌手たちによる純国産の歌唱を聴かせています。

安心してロシア語での歌唱をストレスなく聴くことが出来て、安心してチャイコフスキーの作曲した歌手に付けたパートのメロディーを聴けます。そして、よりチャイコフスキーのメロディーを堪能出来ます。西側の指揮者が録音した歌手たちにあるロシア語の違和感無しに聴くことが出来ます。

純国産の演奏、歌唱なので『エフゲニー・オネーギン』の素晴らしくて、見事なチャイコフスキーの魅力に、西側の指揮者の演奏より更に近づいた感じのする録音です。

廉価盤のレーベルのアルテノヴァから発売している物を購入したので、この素晴らしい演奏を安価で手に入れ聴くことが出来たので優越感に浸っています(笑)。

とにもかくにも、指揮者、歌手が誰であれチャイコフスキー歌劇『エフゲニー・オネーギン』の魅力にあるメロディー満載の触れることをお薦めします。