
『軍隊』の副題が付いてますが、勇ましい現代の軍隊ではなく、ハイドンならではのほのぼのとした喉かな平和の軍隊です。そう、闘う軍隊でないです。
交響曲についての詳しいことは、ネットや書籍に譲ります。各自で確認して下さい。
今回聴いたのは、アンタル・ドラティ指揮するフィルハーモニア・フンガリカが完成させた交響曲全集からの演奏です。
ハイドンの全てを録音した彼らの演奏は、バランスのとれた統一感が魅力的です。この『軍隊』もほのぼのとした雰囲気満載でユニークなハイドンの曲想を鮮やかに表現しています。
若かりし頃のドラティであれば、鋭角的でクールで多少の誇張のある指揮をしていましたが、このハイドンでは、角が取れ丸みを帯びた温かみのある虚飾の無い指揮でパパ・ハイドンの魅力を余すこと無くフィルハーモニア・フンガリカを演奏させています。
流石の演奏です。
ハイドンの膨大な交響曲全集を残すだけの価値あるものとなってます。
『軍隊』のほのぼの感は、1番出てる演奏だと思います。故に、お薦めの演奏です。