ゴジラの映画(ゴジラ-1.0)を観た。
僕は、本多猪四郎監督していたゴジラしか認めていない。
そして、特撮は円谷英二でないと、本当のゴジラでないとしている。

彼らが関わっていない日本やアメリカのゴジラは、認めていない。だから、それらのゴジラの映画は、全く観ていないし感心も無かった。

今と比べると特撮は幼稚に見える。しかし、人間が作った感があり、本来の本当のゴジラがいる。

この『ゴジラ-1.0』を観たが、これは面白かった。

映画館でゴジラを観たのは、ほぼ60年振りだったが当時のワクワク、ゾクゾク感が甦った。

実に、良く出来ている。俳優は、物足りないけど(昔の映画は、志村喬、小泉博、高島忠夫、佐原健二、星由里子、浜美枝等々、当時の東宝の看板が出ていた)、それなりに良かった。
また、伊福部昭の音楽が鳴り響いた時は、鳥肌が立った。ゴジラのテーマは、これでないと。
しかも、終盤写真でしか見たことのない震電が飛んでるのを見て更に鳥肌が立った。

ゴジラの1作目(僕は、乳幼児だったので劇場では観てないが)を観た当時の観客と同じような感動を受けた。

まぁ、特撮でアカデミー賞を貰ったそうだが円谷英二の遺伝子が、実を結んだようで嬉しい限り。

とにもかくにも、面白かった。