久しぶりにメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を聴きました。  
何と言っても、有名中の有名なバイオリン協奏曲であって小中学校の音楽の教材(今の音楽の授業は、鑑賞しているのかな)にもなる曲です。
とにかく、誰もが認めるドイツ・ロマン派音楽を代表するバイオリン協奏曲です。

例によって細かなことについては、ネットや書籍で確認して下さい。

今日聴いたのは、昔から名盤の誉れ高いアイザック・スターンとユージン・オーマンディ指揮するフィラデルフィア管弦楽団の演奏です。
スターンのバイオリンを聴くのも、久々です。
1958年の録音ですが、この年は僕の産まれた歳に録音されてます。余談ですが。

さて、スターンのバイオリンですが、もう1人の雄ロシアのオイストラフのバリバリ弾き切る演奏と違ってナチュラルで流麗さを前面に出した演奏で、メンデルスゾーンの音楽の特徴である明るい華やかさ、幸福感と憂愁、穏やかな情緒を伝えています。そして、何よりバイオリンの音色が美しい。

伴奏のオーマンディとフィラデルフィア管弦楽団、スターンの美しい音色を最大限活かす演奏をしています。
長年、名盤として君臨しているのが頷けます。

メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲において絶対に外せない名演であり、名盤です。
是非とも、機会が聴いて下さい。