日曜日の朝、モーツァルトの弦楽四重奏曲第14番を聴いて始めます。
先輩ハイドンに捧げられた全6曲ある『ハイドン・セット』のうちの1曲目であり、『春』の愛称で知らている弦楽四重奏曲です。

今日聴いたのは、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の演奏です。
現代において世界最高峰の弦楽四重奏団と言える演奏です。
その卓越した驚異的な演奏技術、モーツァルトの楽譜を深く読み込み深い洞察力による確かな解釈、4つの弦楽器の個性、特徴を活かした上でのバランスの良いアンサンブルは常に極上で、新鮮なモーツァルトの音楽を聴かせてくれています。

モーツァルトが楽譜に書いた第14番『春』の瑞々しく明るく暖かいメロディーの魅力をアルバン・ベルク弦楽四重奏団は、更に清々しい新鮮な感覚を付け加え見事で素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

機会があったら聴いて欲しい名曲です。
頭の片隅に覚えておいて下さい。