ワクワクゲラゲラときどき涙 -99ページ目

ワクワクゲラゲラときどき涙

キラキラワクワクゲラゲラと過ごしたいけど、たまに涙することもある日常。出来事や出逢いを素直に受け止め、心を磨きたいと思っています。



日は父の手術日。





洗濯、掃除をして部屋の中を見渡すと、

明るい太陽の日差しが差し込んでいた。




サンキャッチャーの光が

キラキラと輝いて気持ちの良い空間。キラキラ




ああ、これだ。

望みが叶った。





忙しい毎日を送ってきたので、

こんな空間とゆったりとした

時間の経過にずっと憧れていた。




これまで何度もそんな日はあったのに、

なぜか今日は特別そう感じた。




そして、

なんだか幸せな気持ちで

いっぱいになった。





ビリビリビリビリ




突然、部屋の中に

電気の様な音が鳴り響いた。

聞いた事がない音だったが、

何故か良い事の様な気がした。虹




きっとうまくいく。

父の手術はうまくいく。




そう確信し、

強い気持ちで病院へ向かった。







れから2時間後。



手術室から出てきた父は

笑顔を浮かべていた。



治療を施すはずの血管は、

その必要がないと

医師たちが判断したのだ。



くまなく検査した結果、

今後も大きな血管は

問題ないだろうとの事。



担当医が恐縮するくらい

父は何度も何度も頭を下げた。



離れている家族も安心して喜んだ。





父がベッドで休んでいる間、

私はお墓参りに行き、

父を守ってくれた事に感謝した。


本当に良かった。

有難うございます。

有難うございます。





室に戻ると点滴はまだ続いていた。

父は私へ感謝の言葉をくれた。そして、

亡き母の私への想いを話し出した。




こんな所で?と最初は思ったが、

安心して胸の内を話したくなったのだろう。

母がどれだけ私を心配していたか、

父は熱心に話してくれた。



私は同じ母親ながら、

ダメ母の自分が恥ずかしくなった。




しかし、

悩みや問題を抱えている今、

父の口から出たメッセージは、

確実に私に希望を与え、

解決のヒントをくれた。



この問題があるからこそ、

日常のちょっとした出来事や

家族の言葉が響くのかもしれない。




この状態だからこそ。

なのかもしれない。




そう思うと全て悪いことではなく、

意味があることなんだと思った。





「これで90まで頑張れるな。」

「海外旅行に行けるな。」



点滴をしたまま父は笑った。

父の野望まだまだ続くのであった。