蝉の鳴き声が変わってきた。
季節が少しずつ
変わってきてる証拠だなぁ。
蝉と言えば、
毎年あの出来事を思い出す…。
何年か前の夏。
息子と二人、
坂道を歩いていた。
突然、
バタバタバタバタと
羽根の音と共に
黒い物体が私に近づいてきた。
ギャー!!![]()

思わず声を上げると、
その物体は私の片足、
デニムのパンツに
ピタッと止まった。
えっ???

せ、蝉??![]()


驚いたのも束の間。
間髪入れず、
その蝉は勢いよく鳴き出したのだ。
えーーーーーっ???![]()


私と息子は驚き、
そのままじっと立っていた。
一曲?鳴き終わった後、
気が済んで飛んで行くかと思いきや、
なんと、
二曲目に入ったではないか!
すかさず息子が払いのけてくれたので、
蝉は慌てて飛んで行った。
「も~~ちょっと、

信じらない!あの蝉!」
そう言って息子を見ると、
何、この人??
と言う白い目で私を見ていた。
足で蝉を鳴かせる親。
信じられないのは、
どうやら、
私の方みたいね。
あははは…。![]()


