“ローイ・クラトン”というタイの伝統行事に参加しました。
旧暦12月の満月の夜(今年は今日11月24日)、
命の源である「水の神様」への感謝の気持ちと、
身に降りかかる苦しみや悲しみを流れ去ってもらうような祈りをこめて、
クラトンと呼ばれる灯篭を川に流します。
スコータイ時代から伝わる伝統行事で、
クラトンはバナナの葉で手作りされます。
さすがに乾季だけあって、雲ひとつない夜空。
素晴らしい満月を拝むことができました。
私たちの住むアパートメントでは、
スタッフ手作りのクラトン(灯篭)が各家庭に1個配布され、
皆で一斉にプールに!
プールサイドでは、軽食や飲み物の屋台も出て
とても賑やか。
小さい子供達はプールサイドを走り回るので、
親は目が離せません・・・!!
でも、よ~くん最初のうちは、、
初めての賑やかな雰囲気に圧倒されて、
予想通り(?)「抱っこ抱っこ!」
でも、見慣れたお友達に会ったりするうちに、
徐々に慣れて、光るイルミネーションを「ピコピコ!」と言って喜び、
ローイ・カートン♪の音楽に合わせて手拍子足拍子・・・・!
私たちは8時過ぎには部屋に戻りましたが、
夜9時をまわっても、
あちこちから花火のあがる音がして、
街はお祭り一色。
ローイ・クラトンは、タイで最も美しい伝統行事(風物詩)と言われていて、
チャオプラヤー川は、無数のクラトンで光り輝き、
とても幻想的な一夜となるようです。
私たちも、プールとはいえ、
クラトンに願いと祈りをこめ、
充分に雰囲気を味わうことができました。