タイ生活2ヶ月 | よ~くん&えみ~ちゃんのすくすく日記

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5年間のバンコク駐在を経て、無事日本に帰国。 4月から息子は1年生、娘は2才。新しい日本の生活が始まりました。

タイに来て2ヶ月が経ちました。


生活はだいぶ慣れてきた、とはいうものの、
何せ1才そこそこのよ~くんとべったりの生活ですから・・・


まだ王宮やエメラルド寺院のある市の中心部には行ってないし・・・


市場やナイトマーケットも屋台も未体験だし・・・


タイ語のレッスンも始めてないし・・・


世界遺産となっている、王朝国家の跡、スコータイやアユタヤにも勿論行ってないし・・・


なので、タイを語れるようなレベルではないのですが・・・


でも“とても興味深く”“もっともっと色々知りたい”と最近強く思います。


「何で」か、とか「何を」とうまく説明できないのですが、
とっても不思議で清濁聖俗入り混じった国・国民性・カルチャーだなー、と思うわけです。


敬虔な仏教徒が多く、
街中の至る所に「祠」のようなものがあり、
果物や生花のお供えが絶えません。
(もちろん、私たちの住むアパートメントの中庭にもあります)

(少し前の写真ですが・・・)


この祠、土地の精霊を守るとか、悪霊を払う、とかいう意味があるようで、

仏教とは関係ないのかもしれませんが、

要は、信心深いということなんでしょうね・・・。


王様・王室への忠誠心が強く、
王様の生まれた月曜は黄色のシャツ、
王妃の生まれた金曜は水色(もしくは水色と黄色)のシャツ、を
着る人が非常に多いです。


それなのに、
目を疑うような突拍子もない社会事件がよく起きていたりするのです。


(日本の皆さんが絶句したり気分悪くなったりしそうな変な事件が多いので、
 あえてここでは書きませんが・・・
 特に嫉妬や同性愛にまつわるとんでもない事件がしょっちゅう三面記事をにぎわせています)


まじめなニュースの中にも・・・


例えば、
遅刻や欠勤の多い悪徳警官にキティーちゃんの腕章をつけさせることにした、という記事。
「男でキティーちゃんを身につけさせられる恥ずかしさで態度を改めさせる」
とのことらしいですが、そんなんで改まるならとっくに悪徳警官はいなくなっている気がするし・・・


明日19日(日)は新憲法制定の是非をめぐる国民投票の日で、
投票率は80%を超えるといわれているのですが・・・


その翌日の20日(月)がいきなり臨時休日になったみたいなのです。


理由は「地方出身者が地元に帰って投票しやするするため」とのことですが、
つい先日急に決まったため、銀行などは事前準備が間に合わず、
(もちろん夫の会社も同じくですが)

休日にはならず普通に営業する会社が多いらしい・・・  とか。


何となく苦笑を誘うというか、微笑ましいニュースだと思いません?


この信仰に篤く、王室に忠誠を誓うまじめな国民性と、
何ともアンバランスに思えるちょっと間の抜けた、というか面白いニュースと、
かと思えば、タイ南部では頻繁に爆破テロがおきていたり、
タイ北部に住む、多くの少数民族では、タイ語が通じない民族も多い、などなど・・・。


すご~~く「奥が深い」というか「わからない」と思ったりして、
色々勉強して「知りたい!」と思う今日この頃なわけです。