昔ながらの古民家は、手入れをしながら住むのが基本です。
定期的な改修メンテナンスだけでなく、柱や床を磨いたり、畳をあげて干したり、煤を落としたり、日常的にも長く住まう為の掃除がされてきました。

掃除は、毎日を健やかに気持ちよく住まえることだけではなく、家の状態を確認したり保守することにも繋がります。

不思議なもので、家を見るとどんな人が住んでいるのかもわかります。
どんなに古くても、きちんと住まわれている昔ながらの古民家はとても美しく感じます。
だから、今でもずっと「古民家」として愛される住まいであれるのです。