ガイル | ヤスのエブリデイ

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ガイル (Guile) は、カプコンが開発・販売している対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。アメリカ向けのメディアでは主役級の扱いを受ける。

ガイル(右)
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ベガに殺された親友ナッシュの仇を取るために、家族を捨て一人復讐のために闘う軍人。
しかし家族を捨てた後も少なからず家族を大切に思っている一面はあり、『ストII』のエンディングでも家族を捨てた身でありながら、自身を想ってくれる妻と娘を気遣っている。

初出の『ストII』ではアメリカ空軍少佐。
常に冷静沈着であり、闘いは非情なものであるとの信念を持つ。
言動に渋みを感じさせるものが多くハードボイルドなキャラクターとして描かれている。

ホウキを逆さにしたような髪型と、両肩に施された星条旗のタトゥーがトレードマーク。
特に髪型には並々ならぬこだわりを持っており、櫛を常備して闘いが終わる度に髪を整える。
首からはドッグタグを、自分のものとナッシュの形見のものを一緒にして提げている。

格闘スタイルはマーシャルアーツ。
ボクシングのような構えをとり、柔道やプロレスの投げ技、ムエタイの蹴り技も使う。
自身が回転する技や、風にちなんだ技も多い。
日本におけるマーシャルアーツと外国におけるマーシャルアーツは意味合いが違うため、日本国外版での格闘スタイルは「Special Forces Military Training(軍人格闘術)」となっている。

『ストリートファイターZERO3』(以下『ZERO3』と表記)には、家庭用移植版および『ZERO3↑』(アッパー)の追加キャラクターとして登場する(プレイステーション版とゲームボーイアドバンス版のみ隠しキャラクター)。
初代『ストII』の登場キャラクターの中では『ZERO』シリーズ中で最も遅い登場となった。
本作ではアメリカ空軍中尉で、軍の命令を無視して単身シャドルーの捜査をしているナッシュを止めるよう、軍上層部から要請を受ける。

『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』と表記)では、壊滅させたはずのシャドルーの暗躍を察知し、春麗とともに調査を開始。
同時に、ナッシュ捜索打ち切りの報を聞いたことをきっかけに、彼の生存を信じて再び家族を捨てて旅立つ。

F-16パイロットでもあり、『ストII』シリーズのガイルステージでは駐機中のF-16が登場する。
愛車はフォード・マスタング・シェルビーGT350。

以前は「静かなる復讐者」の異名を持っていたものの、『ストリートファイターEX』でかつての部下だったドクトリン・ダークから「自分を鍛えてくれなかった」との理由で逆恨みされていることもあり、以降の作品では復讐が虚しい行為であることを悟っている。

基本的には英語を喋っているが、『ストEX』シリーズでの勝利時や『ストIV』シリーズでは日本語を口にする。

『ZERO3』ではネバダゴーストバレーを本拠地にしており、ステージが高速移動している。

家族
ユリア
ガイルの妻。ユリアの妹イライザはケンの恋人(のちに妻)であるため、ガイルとケンは相婿にあたる。ケンとイライザの息子であるメルは甥となる。
一度は家族を捨てた身だが、その後もユリアはガイルを愛しており、彼女の説得を受けて、よりを戻す。
その後のガイルは各作品のエンディングなどで見られるように良き父親として過ごしている。
なお、『ストIV』のアニメムービーでは旅立つガイルをクリスとともに複雑な表情で見送るシーンがある。

クリス
ガイルの娘。
彼女とダルシムの息子・ダッタは文通相手である。
メルは従弟にあたる。
サブ
飼い犬。

ケンのことはそれほど気に掛けてはいないが、ケンとイライザの結婚には反対しており、軟派なケンが義弟になるのをあまり快く思っていないとする記述もある。

ナッシュとはかつて同じ部隊にいた親友。
彼との友情についてはゲーム内ではあまり語られていないが、UDONによるアメリカンコミック(日本では2004年発売)では「捕虜となっていたガイルをナッシュが助けたのが2人の出会い」というエピソードがあり、『ストIV』でも同じ設定となっている。
ガイルの必殺技もナッシュから伝授されたものとされている。
『ZERO』シリーズではナッシュの部隊には所属していない。

シャドルーの総帥ベガはナッシュの仇であり、ガイルの闘う目的は彼を追うことが多い。

春麗とはベガによって大切な人を失ったという共通点を持つことから、ともに行動する作品が多い。

『ストIV』に登場する、シャドルーを追う傭兵部隊出身の青年アベルは、ガイルと同じ技を使う男を見たことがあるらしく、何らかの関係を匂わせている。
本編では語られていないが、この男は後にナッシュであることが明かされ、アベルは彼によってシャドルーの研究所から助け出された経験があると語られた。

ほかにも納豆を嫌いなものとして挙げる原因になったリュウなど、『ストII』シリーズの中では他キャラクターとの関わりが多い人物である。

隙の少ない飛び道具「ソニックブーム」を撃ち、それに対する相手の対応を各種通常技で潰していく。
下溜めが完了していれば対空は出始めに無敵のある「サマーソルトキック」で万全という防御面に優れた対応型のキャラクター。
2つの必殺技がタメコマンドであったこともこの戦い方とうまく合致し、待ちガイルという言葉も生まれた。
このときの印象的なイメージから、2005年に発売された攻略DVD『THE STARTING OVER HYPER STREET FIGHTER II』のパッケージイラストには、全キャラクターに睨まれながら無表情でしゃがみ込むガイルのイラストが採用されている。

初代『ストII』では(プレイヤーの技術を考慮に入れなければ)直接対決でガイルと互角に渡り合える相手はダルシム以外におらず、(プレイヤーの技術が高ければ)ザンギエフなどは比較的健闘できたもののブランカや春麗などジャンプ攻撃を主体にしたキャラクターは苦戦を強いられた。
『ストリートファイターII'』(以下『ダッシュ』と表記)以降は必殺技の追加も無いまま、シリーズが進むごとに必殺技の硬直延長や、中足払いなどの強力な技の当たり判定調整など全体的な弱体化が図られた。
反面、必殺技の溜め時間の短縮や、溜めを作りながら前進後退が可能になる通常技の追加変更などによって、使いやすさとテクニカルさを両立したキャラクターへと変貌を遂げた。

『ストII』は最初から北米でのマーケットも日本国内同様に重視されており、アメリカでの主人公キャラクターという位置づけで作られているため、クセがなく使いやすい操作系に設定されている。ストーリーに関して言えば、最終ボスのベガと直接関係のないリュウやケンと違い、春麗とともにストーリー上の中心的キャラクターになっている。




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