リサイクルショップで仕入れてきたエプソンの「PM-4000PX」。
ヘッド詰まりのジャンクでした。
ヘッドクリーニングを何度も行ってもヘッド詰まり改善しない。
なのでヘッド洗浄してみたが、ダメ。
ヘッドクリーニング動作中に内部確認してたら、何かおかしい。
正常なら、ヘッドクリーニング中に「ヘッドキャップ」部分にインクが溜まる時があるのに、それが一切溜まってない。
もしかして、リコール発生してるのか?
「一部の製品において、プリンタのヘッドクリーニング機構の一部であるポンプユニットが正常動作せず、クリーニングしてもインクが出ない、かすれる等の症状が回復しない、またはインク交換後に同様の症状が発生する可能性があります。」
サポート終了してるのでメーカー修理は不可能。
なので、自分で解決しか方法ない。
なぜ「ヘッドキャップ」部分にインクが溜まってないのかを調査。
「ヘッドキャップ」部分に無水エタノールを流し込んでみると溜まらずに抜けてしまう。
正常なら溜まらないけない。
ポンプユニット部分を眺めてたら原因を見つけた!
「ヘッドキャップ」の下にあるチューブが抜けてるし!
ヘッドキャップが動くと、その下にあるチューブも動くので抜けやすいんだろうな。
抜けるって事は設計ミスか接続不良なんだろうな。
もしかして、このチューブ抜けでヘッドクリーニング出来ないのがリコールの原因なのだろうか?
チューブ抜けてたら、ポンプが動いてもインクを吸引してないからヘッドクリーニング出来てないもんね。
だからヘッドクリーニングを何回もしても改善しなんだ。
チューブ抜けの場所が奥の方なので、分解しないと抜けたチューブを刺し直せないな。
と、言う事で分解した。
分解はネットに情報があるので省略。
ポンプユニットを裏から見ると、抜けてるチューブが丸見え。
これじゃ、ポンプで吸引出来ないはずだ。
抜けたチューブを刺しこんでも、なんか緩い感じ。
簡単に抜けそうなぐらい。これはヘッドキャップが動けば抜けるよな・・・。
なのでチューブを接着剤で固定し、パテで埋めた。
しばらく乾燥させ、分解状態で印字チェック。
あれだけ、何度クリーニングしても真っ白に近かった状態が、
1回のクリーニングで見違えるほどインク出た。
数回クリーニングすれば直りそうだ!