mibro NOMAD C-72MH | More Finesse More

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何千、何万と釣ってきた魚釣りの経験を活かして執筆活動する自称コラムニスト。
所有してきたロッドの本数は百を越え、ロッドやタックル選びに関して、少しうるさいのはご愛嬌。
かつて相羽純一氏とは師弟関係にあったが価値観の相違から離別。

自由人という言葉がある。

経済的自由、時間的自由。

その両方を得た人の事を本当の自由人と言うのだそうだ。


して、遊牧民はどうであろうか?

牧畜をしながら、移動を繰り返す流浪の民たち。

経済的な自由こそないけれど、家畜という大切な財産を守るために家畜のために餌を求め移動を繰り返す。

だからこそ、必要最低限のモノさえあれば良い。


近年、オフィスを持たないIT起業家がノートPC、ノートパッドなどを駆使して様々な場所で仕事をする事をノマドワーク、ノマドワーキングといい、そういう仕事をする人をノマドワーカーいうらしいです。

まぁ前書きはこれくらいにしておいて。


必要最低限の装備まで削ぎ落とし、使用リールを変えることによって二面にも多面にも活躍出来るように設計された。

それがmibroから発売されています、NOMADシリーズになります。


開発に携わっているのはあの塚本謙太郎さん。

長年お世話になり続けているこの僕が買わないわけにはいかない。

ということで、購入しました。


C-72MH


とうとう買っちゃいましたよ!!

リールはというと、ノースフォークに乗せていたスティーズ A TW 1016Hを拝借して知多野池、20分だけキャスト練習してきました!!


使用ルアーはガンクラフト スクリューベイト110 長谷川ピンク!!


森の奥からホーホケキョとウグイスの鳴き声も聴こえてきて、まさに春の野池!という感じ!

対岸でライトリグでバスを釣り上げた人もいます!


いやぁ釣れそう。


と思いきや、自治体のパトロールの車が来たのですぐに実釣終了。


釣り禁止野池を増やしたくないので地元のルールには従います。

ということで、僅かな時間での釣りの中から感想を一つ二つ。

長さのアドバンテージ、キャストフィールの抜けのスムース快適さは抜群に良いです。

6フィート8インチとか6フィート10インチでも届かないような対岸の際の際まで攻めれます。

また、ルアーの操作感としては主に操作をするティップ〜ベリー付近では芯が完全に出きらないため、ルアーがあちこちに飛んだり跳ねたりしない(この感覚がわかる人いますかね?)ので、安定した巻き感を得ることが出来ます。

加えて、このパッドパワー。

FD TS-172MHPFに匹敵する力強さも合わせて持っていて、リップルクロー程度でしたらオーバーベッドフルスイング出来るくらいの強さを併せ持っています。(ちょっとだけ投げてみたw)

いや、この価格帯でコレってアリなの?と思うくらいの仕上がりの良さ。

そして、まるでパーフェクションシートのように手に馴染むグリップ。

塚本さん凄いの出してくるなぁ。とキャストのたびにただ息を飲むばかり。


あとはこれでバスを釣るだけですねw