ボート部がんばれ! | 元英国・豪州駐在員のコペルニクス的転回人生

元英国・豪州駐在員のコペルニクス的転回人生

海外生活、うつ病、不登校、大学受験、カフェ巡り、食べ歩き、定年準備、最近のニュースについてのコメントなどを書いています。http://blog.crooz.jp/kwsm42540で小説も書いていますので
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今時の若者は辛いもの、厳しいものはやりたがらない。これは昔の大学生気質も同じ。長く苦しい受験勉強を経てせっかく大学に合格したのだから適当に遊んで適当にサークルを楽しみ、適当に授業に出て、バイトして楽しい大学生活を送る。これが大半の大学合格者の思いであり実際の行動パターンもそうでしょう。そんな中にあって敢えて規律の厳しい体育会に入って頑張る若者も少数ながら存在します。年間300日近くの合宿生活。真冬であろうと夜明け前の4時半からボートを漕ぐ。彼らのモチベーションは一体何なのでしょうか。インカレ優勝?自己記録更新?日大や早大などの強豪校は高校時代からインターハイ入賞など輝かしい実績を残した若者がボートを漕ぐために大学に入学してくるといいます。しかし、こう言っては失礼ですが弱小の大学ボート部にはそのような人間はいません。大学に入って何か新しいことをやりたいと思ってたまたまボート部に入った人たちです。でも彼らも頑張っている。サークルやバイトを適当に楽しむ大学生活もいいでしょう。でも1年間のほとんどを合宿生活に費やしボートに青春を賭けるという行為は制約が多く生半可な気持ちでは続かないと思いますが、やり通せた人間は一生の宝物を手に入れることになるでしょう。