さて、人間の体というのは非常によくできているようで一度損傷を受けた脳も修復に向かい時間が経てばやがては治るそうです。大切なのは時間の経過です。それをじっと我慢できるかどうかにかかっています。知り合いの精神科医の先生はいろいろな症例を何千と見ておられるので、今患者がどの段階にあるのかをきちんと把握していらっしゃいます。そして治り具合に応じて必要なことしか言わない。決して強制したりはしない。患者にプレッシャーを与えることになるから。必要なときに必要なことだけをいう。これこそプロフェッショナルの仕事だと感銘を受けました。
申し訳ありませんが医者だけは診療レベルの差が歴然と出てしまうと思うのです。患者から見てはっきりとそれは分かってしまう。そして一度失格の烙印を押されたクリニックには2度と行きません。そんなものです。