ソーラーパネルって、どのくらい実用性があるの? | 『絶対に失敗したくない キャンピングカー の選び方!』知って得する ここだけの 内緒にしていた情報とノウハウを公開!

『絶対に失敗したくない キャンピングカー の選び方!』知って得する ここだけの 内緒にしていた情報とノウハウを公開!

普段から使えるキャンピングカーから日本初、国産オリジナルトレーラーを開発しているケイワークスの代表 黒田です。キャンピングカーの購入を検討される方の為に、絶対に失敗しない、キャンピングカーの選び方を伝授!内緒にしていた情報、とノウハウを、お届けします。

ケイワークス石田です。

 

最近、リチウムの問い合わせと合わせて

ソーラーパネルの問い合わせを頂きます。

 

今日はソーラーパネルについてお届けさせて頂きます。

 

*とうとう軽自動車のエブリィにも216Wを選択可能となりました。

 

キャンピングカーと言えば、

就寝設備と電装品、更にキッチンが特徴ですが、

ソーラーパネルは、何の為に使うのかをまとめてみましょう!

 

サブバッテリーの常時充電

 ・停止しているキャンピングカーのサブバッテリーの充電の為

 

キャンピングカーユーザーの皆さんが、

共通して持つ不安は、

ずばりサブバッテリーの電圧低下ですね!

ソーラーで常時充電されていれば、電圧低下の不安は

殆ど無くなります!

 

さらに、どんな装備に有効なのか考えて見ましょう。

 

キャンプ場などに滞在した時に、常時稼動させたい装備

(当社実績)

・インバーター

・冷蔵庫

・音響(TV・DVD・CD)

・照明

・扇風機 

・電子レンジ

・ドライヤー

 

以上が主な装備ではないかと思います。

 

そこで常時必要で、使用頻度の高いものとして

 

冷蔵庫

 

冷たい飲み物をストックしたり食品を腐らせずに

保持する為に、電源は切れないので、

冷蔵庫を一定期間稼動させるのに必要かどうかが、

ソーラーパネルを設置するかどうかの

選択肢に大きく関わります。

 

また、電子レンジやドライヤーなど、

習慣的に消費電力を700W~1000W以上使うような場合は、

使用したい時に、サブバッテリーの電圧が下がっていると、

電圧低下の為稼動できない場合もあります。

弱いバッテリーでさらに電力を大きく消費させた場合

バッテリーへのダメージは大きく

バッテリーの寿命を縮めてしまいます。

*リチウムイオンバッテリーのメビウスシステムは

 ダメージがほとんどありません。

 

ということは、常にサブバッテリーは満充電の状態に近いほど

安心して使えるということですね!

 

ちなみに、「エアコンの稼動は出来ますか?」

 

という質問を良く受けますが、800W以上を、

長時間稼動させるバッテリーは、メビウスシステム等の

リチウム電池以外現実的ではありません。

外部電源を接続して使うか、ボディーサイズの

大きいクラスでジェネレーターを稼動させるのが

現実的でしょう。

 

*メビウスシステム(リチウムイオンバッテリー)搭載車両なら

 稼働可能です。

 

【実例】

それでは、当社で良く使う定格出力216Wの

フレキシブルタイプを例にあげてみましょう。

 

充電能力は、太陽の日照角度によって変わりますので、

変動的になることが前提です。

 

例えばですが、晴天の日中で、約10~14Aの発電をしますので、

条件がよければ、冷蔵庫を3Aほど消費していても、

残り9A程は、追加充電するくらいです。

 

バッテリーを105Ahとすると、

日中の日照角度も踏まえて、充電量が平均6A程で

計算すると約20時間で満充電近くなります。

そこに、走行充電がどう影響するかによって、

変動もしてきます。

 

※ソーラーパネルの発電量は、

定格出力のおおよそ35%平均を発電の目安としています。

 

平たく説明させて頂きますと、消費電力の高い

エアコンなどは使えませんが、実際の用途としては、

キャンプや、旅行などに出掛けた際に、

天候がよければ、冷蔵庫の連続稼動が可能になります。

 

しかし、雨や曇りのときは、

発電しない、もしくは発電量は極端に下がることも

想定しなければなりません。

 

参考消費電力の目安

冷蔵庫 2.5A~3.5A

 

ナビユニットを使用しての、TV、DVD鑑賞 1.5A

 

LED証明 1個 0.1A

(当社の場合、調光式6球で0.2Ah~0.6Ah位)

 

インバーター 1.5A~2.5A

 

FFヒーター スタート時 7~8A 通常稼動時 1.5A

 

電子レンジ 700W表示

(※定格高周波出力)(実際は定格消費電力1200W程)

 

通常車中泊に必要な電力を確保するにあたって、

サブバッテリー上がりの不安を解消して、

安心してクルマ旅やキャンプを楽しむには、

とても有効な手段ということになります。

 

冷蔵庫をインバーターを使わずに、

12V電源で稼動させ、晴れていれば

冷蔵庫を稼動させても、平均的には

充電され続けている状況を作れば、

時々大きな消費電力のものを稼動させても、

サブバッテリー電圧は保持されることになりますね!

但し、バッテリー容量も必要ですので、

ツインバッテリーまたは、200Ahクラスの

バッテリーを設置する必要が有りますね。

 

ケイワークスでは現在270Wのソーラーパネルの導入を

予定しております。

絶対的な容量ももちろんなのですが、よりローライトな状況でも

安定した充電を行うため、大容量化を検討しております。

 

270Wソーラーパネルもまもなく実装予定ですので

ご期待ください。

 

今週末は川崎競馬場にて「神奈川キャンピングカーフェア」が

開催されます。

スタッフ一同ご来場お待ちしております。