レンブラントとその時代の金融システム6 | 旅行、美術館、書評

レンブラントとその時代の金融システム6

スペイン王でもあるカール5世 の神聖ローマ皇帝の在位はが1519年 - 15宗教改革 56年。
  ダビンチ をフランスに呼んだフランス王フランソワ1世
 在位が1515年 - 1547年
 
 フランソワはカールに対抗するためルター(その5参照 )を支援したり、オスマントルコのスレイマン一世による第一次ウィーン包囲 に加担したりしていたのでした。 
 関連: ウィーンの環状道路と世紀末芸術.05
     わがヴェネツィアの一番の脅威は・・・
シャルルからカール5世6















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上図の中央が「ウィーン一次包囲」でその下が
ロドス島騎士団総長のリラダン。
フランソワは軍を対カールへ向けたため、ロードス島でオスマントルコと戦っていたリランダは・・・
このあたりは 「シナン」 第6章 ロドス島戦記  を参照ください。
ローマ略奪
この時代、イタリアは、というと衝撃的なのはやはりローマ略奪
あのローマが略奪の対象となってしまったのですから。

このときのローマ教皇はクレメンス7世 こと、ジュリオ・デ・メディチ。
パッツィ家の陰謀 で殺されたジュリアーノ・デ・メディチの子でロレンツォの養子 となり、枢機卿 となり、後にローマ教皇 となった。

ヴェネチアが対フランスを意識して、いろいろな策略をめぐらさせていた様子はこの映画でも描かれていました。 この作品の最後の裁判のシーンがなかなか良かったです。
娼婦ベロニカ
わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集)/塩野 七生
マキャベリがフィレンツェの公職に就けず、著したのがあの「君主論」。どのようにしたら都市国家フィレンツェが生き残れるのか。 塩野さんが「わが友」とかくのも、読んでみると納得します。

アンボワーズ
ダビンチもミケランジェロこの大変な時代、軍事関係の仕事をしています。
以下、アンボワーズの写真です。
アンボワーズ城の ダビンチが最後に住んでいたところの敷地に展示されている、いくつかのダビンチ提案の新兵器の模型。 
提供IBM。
アンボワーズのビーバー それと、その敷地内の川にいたビーバー。
ダビンチが住んでいた建物(クロ・リュッセ )
サン・ユベール教会堂
ダビンチの墓はあばかれてしまって、遺骨の行方は分からないという。(サン・ユベールのダ・ヴィンチの墓 )
アンボワーズ建物 ダビンチ墓










 




  早朝、パリからアンボワーズに向かうバスの
  車中より。 農業国フランスを感じた朝。
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