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今回は、パラグアイからボリビアへの陸路国境越えです!
本間に何したっていうわけでもないパラグアイを後に、ボリビアへ向かいます。
パラグアイの首都、アスンシオンのバスターミナルでチケットを購入。
ただチケットを購入するだけでも、まったく英語が通じないので一苦労。
なんとか飛行機で勉強したスペイン語が役に立ち、夕方18時にバスは出発、朝にはボリビアに着くと理解できました。
僕らは、ウユニに行くことができる
ビシャモンテという聞いたこともない町に行くことになりました。
サンタクルース行きのバスで、途中で降ろしてもらえるらしいです。
そしていざ出発。
快適とは言えないが、まだ我慢できるレベルのバスで、夕日の沈む空を眺め、そして暗くなるとともに僕らは眠りにつきます。
しかし、生まれて初めて、バスで命の危険を感じました。
いきなり、
「バーーーーン!!!!」
という凄い音と、足への痛みを感じました。
そしていきなり地面から煙が巻き上がってくるとともに、ガスのような匂いが車内へ広がります。
そしてバスは緊急停止します。
ビックリし過ぎて足の痛みはあまりなかったものの、もしかして足が吹っ飛んでるんでは!?みたいな錯覚に陥り、そっと足を見ると・・・
無傷でした。見事なくらい。
このガスはやばい!と思い服で口を覆い、後ろにいる相方に目を向けます。
僕は何かあった時のために、後ろにいる相方に貴重品バックを探して渡し、無事を確認するために、
「大丈夫か?」
と声をかけます。
返事は、
「何か落ちてきた?!?!(◎_◎;)」
完全にこいつはダメだと思いました。
違和感があったのは明らかに下からで、尋常ではないくらいの爆音でした。
僕はいたって冷静です。
そして車内もいたって静かです。
確実に日本なら、大パニックのはずなんですが。
そしてとりあえず二人で外に出ようと合図します。
現場の様子です。
僕はこれは完全に緊急事態であり、日本の防災マニュアルに従い、口を覆い、冷静に外に出るべきだと判断しました。
一方現地の同乗者はというと・・・・
・・・・・・寝てる!!!!!!
僕は衝撃を受けました。この状況で冷静に寝ているこのババァ達に。
そして外に出ると、なんと・・・・・!
タイヤがグニャングニャンになっていました!
いや、逆にただのパンクでした!
本間ビックリさせやがって♪( ´▽`)
と、恥ずかしながら、車内に帰還致しました。
ここで日本ならJAFでも呼ぶんでしょうが、ここのドライバー達はこのクソでかい大型バスのパンクを小一時間で直してしまいました。
さすがです。
そしてそんな彼らを信用して、まったく動じず寝ている現地のババァもさすがとしか言いようがありません。
そして車は走り出し、2時くらいにパラグアイ側の出国審査のところに着きます。
まぁー地面はグチョグチョ。最悪です。
眠い目をこすりながら、特に何も聞かれず、ハンコ押されて終了。
地味に満月でした。
そしてグチョグチョのサンダルでバスに乗り込み、また出発。
次に起こされたのは朝の8時くらい。
次はボリビアへのイミグレです。
この6時間の間、どこの国を走ってたん?っていう疑問はさておき、ここでまた衝撃の出来事です。
イミグレの人
「えー隣の彼はイケメンやしビザいらんけど、君は60ドルね!」
僕は耳を疑いました。
たしかにイケメン友也は、中学校のバスケ部時代から他校の女子にキャーキャー言われていました。
もちろん僕はコート内でもコート外でも補欠です。
中学の時、おれが気になっていた子は結局イケメンの友也が好きでした。
結局友也はその子と付き合いました。
今でも一緒にクラブに行けば、
「隣の彼って彼女いはるんですか?」
と、おれに聞いてくるオナゴがいます。
おれは友也のマネージャーか!
もはやアメトーーク風に言えば、クラブの女の子にとって僕は
「イケメンじゃない方」
でしかありません。
そして、ここイミグレでも・・・・
強い朝の日差しが、僕の涙を明るく照らします。
イケメン差別。
そんなんイミグレであるわけないやないかーーい!!!
ジャニーズ事務所じゃあるまいのに!!
なんと韓国人はボリビアに入るのにビザがいるらしいのです。
ちなみに僕は韓国籍です。
宿で会った韓国人の女の子はそんなこと一言も言ってなかったのに!!!
なんてイミグレで言っても仕方ありません。
同乗の韓国人は、しっかりパラグアイでビザを取ってました。
なんか韓国人は、南米ではブラジルにはビザはいらんけど、ボリビアではいるそうです。
ちゃんとボリビア領事館でビザ取れば、タダだったりじゃなかったりするそうなんですが、持っていなかった僕はその場で発行してもらうのに、60ドル払わされました。
まさかの大出費です。
結局、60ドルとその日のテンションをボリビアのイミグレに置いていき、バスはまた進みます。
そして何時間か走り、またバスが止まります。
なにやらタンクローリーがえらく前で詰まっています。
そして待つこと小一時間、アルマゲドンの旅立ちを思わせるかのようにドライバー達が戻ってきます。
そして一斉に引き返し始めました。
なにがあったのかはわかりませんが、とりあえず進めないということみたいです。
そしてまた小一時間程進んで、バスから降ろされます。
次はなんだ・・・・
なんと、坂道で道が悪くてバスが上り切れないという信じられない事態。
たしかにこんなバスがオフロードとは無理があります。
まず通りすがりのトラックに紐で引っ張ってもらう作戦に出ます。
てんでダメです。
次にバスに乗っている男達総出で、タイヤが空回りする道に枝をたくさん集めます。
僕はそのすきに同乗のボリビア人の可愛い姉妹の写真を撮るのに成功しました。
もちろん少しは手伝いましたよ。少しは。
僕たちは待つことしかできません。
こんなたくましいドライバー見たことありますか?
もう尊敬っす!!
暑い森の中で待つこと2時間、最後は暴走バスの如く、下からすごい勢いをつけてきて上るのに成功しました。
なんなら、今までの努力があんま意味なかったんちゃうかな?ぐらいの勢いで上り切りました。
ただこの瞬間僕たち全員がひとつになった気がします。
そして走ること6時間、スタートから30時間たち、僕らが降りる予定だったビシャモンテなんてそもそも止まる予定もなかったかのように、夜の8時にサンタクルスに着きました。
完全に無視されて、とっくに通り過ぎたみたいです。
あんなに降ろしてねって言ったのに・・・・
もう踏んだり蹴ったりです。
とりあえずなんか座ってただけやのに、ヘトヘトでサンタクルスの宿で眠りにつきました。
乙。
というわわけで次回はウユニまでの怒涛のバス移動!笑
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