【フェアリーS・G3】

 

 

 

 「フェアリーS・G3」(11日、中山)

 大外一気の豪脚で1勝クラスを勝ち上がったサンアントワーヌが中心を担う。

出遅れて最後方からの競馬となったが、

楽な手応えのまま勝負どころを迎え、

残り1Fで満を持して追いだすと、はじけるように先頭に立ってねじ伏せた。

 

初の重賞挑戦となった新潟2歳Sは4着に敗れたが、切れ味は世代屈指。牝馬限定重賞で能力全開といく。

 

 中山マイルの新馬戦を快勝したギリーズボール。

中団追走から直線で外へ持ち出すと、

ラスト2F11秒8-10秒8の加速ラップを豪快に差し切った。

パフォーマンスは優に重賞級。

デビュー戦と同じ舞台で初のタイトルを奪取し、

牝馬クラシック戦線を見据える。

 

 トワニも上位の一角。京王杯2歳Sは12番人気と低評価だったが3着に激走。

じっくり後方で構えて直線に向くと、メンバー最速の上がりを駆使して2着馬に首差まで迫ったところがゴールだった。

追い込む形が合っており、前がもつれる展開ならまとめて面倒を見るシーンも。

 

 函館2歳S2着、ファンタジーS4着と重賞で善戦を続けるブラックチャリス。

ファンタジーSは道中で落鉄のアクシデントがありながらも、

勝ち馬から首+鼻+首差の接戦に持ち込んだように能力は高い。

中山の急坂を克服できればVが視野に入ってくる。

 

 こうやまき賞は2着に敗れたアーリーハーベスト。

少頭数+スローの瞬発力勝負で切れ負けした形だが、

2番手から踏ん張って連争いを死守したのは及第点。適度に上がりがかかる展開になれば押し切っても不思議はない。