【阪神大賞典】

機動力と末脚の持続力が絶対条件

 本命ショウナンラプンタの初重賞か?

そう簡単には勝てません上矢印

 

 

末脚が問われるロングスパート戦

天皇賞(春)の前哨戦、1着馬には優先出走権が与えられる。

昨年の勝ち馬テーオーロイヤルは次走で天皇賞(春)を見事に制覇し、春の長距離王になった

今年は全11頭と比較的少頭数でありながら、昨年の2着馬ワープスピードと3着馬ブローザホーンに加え、

4歳屈指の実力馬ショウナンラプンタら骨のあるメンツだ

 

阪神芝3000mのコース形態をみる。

2コーナー出口付近からスタートし、初角までの距離は約350m。

内回りコースのみを使用しコーナーを6回通過する。

約1周半回った後、勾配1.8mの急坂が待つ356.5m(Aコース使用時)の直線を駆け抜ける。

 

 

 

初角までの距離が長いコースは通常であれば先手争いが長引きやすく、ペースは上がりやすい

ただ、このコースに関しては3000mという距離に対する騎手心理も相まって、

序盤から積極的に先行馬が競っていくことは少ない。

前半のペースは比較的落ち着きやすい印象だ。

 

向正面まで淡々と流れた後、2周目の3コーナー過ぎから一気にペースアップする。

前半のゆったりとした流れから打って変わり急坂を登りきるまで激しいロングスパート戦になる。

好走するためには6回のコーナーをこなす器用さ、3000mという距離で2回の急坂を登りきるタフさる。

そして何より、後半のロングスパート戦で長く良い脚を使う「上がりの速さ」が特に重要

 

【阪神大賞典】機動力と末脚の持続力が活きる舞台 本命ショウナンラプンタの初重賞制覇か?

4位以内【10-9-8-13】

勝率25.0%、連対率47.5%、複勝率67.5%、単勝回収率93%、複勝回収率212%

 

過去10年

この傾向は数字にも表れている。

 

直近10年の馬券内30頭中27頭を該当馬が占めており、上がり最速の馬が9回も勝利を挙げている。

また、例外となった1頭(21年ディープボンド)も、上がり1位の馬とは0.1秒差の3位だった。

 

脚質を問わず、メンバー上位の上がりを使えることは本レースで好走するための必須条件だと言っていい。

逆に、地力が低く速い上がりを使うことのできない先行馬の前残りは皆無である。

 

まずはスローペースからのロングスパート戦でいかに長く良い脚を使えるかを評価し、

その次にロングスパート戦が始まった時の各馬の位置取りによるアドバンテージを考慮する。

 

より前目から、長く良い脚を使える馬

 

メンバー構成は前走通過順位に3番手以内のある先行馬が3頭と、出走馬全11頭に対して比較的少ない。

その3頭も徹底先行タイプではなく、出走馬のうち直近2走で逃げた経験のある馬は一頭もいない。

前半はゆったりとしたペースで流れるだろう。

2周目3コーナー過ぎからのロングスパート戦という例年の展開をなぞることは確実だ。

 

この展開で重要になるのが位置取り。直近10年の勝ち馬は全て4角5番手以内から勝利している。

シュヴァルグランのように上がりの速さで他に大きな差を付けた馬もいるが、

そうでない場合は当然ながら位置取りの差が競り合いの結果を左右する。

 

したがって、速い上がりの脚を持つことは前提とした上で、道中前目の位置からスムーズに追い出せる馬。

もしくは高い機動力で早めにマクっていき、直線までに前目の位置を取れる馬が展開面では最も恵まれると考える。