【皐月賞/レガレイラ消し】
G1重賞で牡牝混合で勝てるほど強くない
主戦騎手のC.ルメール怪我のため乗り替わり消し
今週は、3歳牡馬クラシック三冠の第1戦、第84回皐月賞(GI、2000m)が中山競馬場で行われる。
ホープフルSを制したレガレイラと、朝日杯FS覇者のジャンタルマンタル、2頭のGI馬が揃い踏み。
加えて、共同通信杯を制したジャスティンミラノ、凱旋門賞馬の半弟シンエンペラーなど、群雄割拠の混戦模様
76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇を目指すレガレイラが、「危険な人気馬」
■主戦乗り替わりはマイナス材料
史上初の牝馬によるホープフルS覇者となったレガレイラ。
そのレースでは、ゲート内で若さを見せ、スタートがいまひとつで後方から。
勝負どころでは、馬群が横に広がり、外々を回らざるを得ない展開となったが、
残り300mを過ぎてからの爆発力で牡馬を圧倒
前走ホープフルS勝ち馬は【2.0.0.1】
主戦のC.ルメールが騎乗できない点。
前走も幼さがある中で、鞍上の好プレーによる好結果が引き出された印象。
木村厩舎といえば、イクイノックスに代表されるように、
ルメールとのコンビでのGI戦績は【6.4.1.5】と圧倒的な結果を残しているが、
ルメール以外の騎手では【2.4.1.38】。
勝ったのは引退した福永祐一と短期免許のW.ビュイックのみで、
それ以外の騎手は【0.3.0.35】と、信頼度は大きく落ちる。
今回もルメールが騎乗できないという点は大きなマイナス材料
前走時4コーナー10番手以下の馬は、過去10年の皐月賞で【0.0.0.16】と、
一度も馬券圏内に絡んでいないなど、データ的にも不安要素が垣間見えるレガレイラ。
桜花賞へは目もくれず、クラシックへ自信の参戦となったが、主戦が騎乗できなくなった点は誤算
今回は人気ほどの信頼感はないと考え、妙味を考慮すると、思い切って「消し」