J第71回日経新春杯(GII、京都芝2400m)

菊花賞からの始動戦となるサトノグランツは8枠14番、

心房細動を発症した前走・京都大賞典から立て直して臨むブローザホーンは5枠8番、

昨年のダービーで3着に好走したハーツコンチェルトは5枠7番

 

■今年は4頭が壊滅状態の枠へ

京都で開催された過去7年では、12頭立てからフルゲートの年まで様々だが、

いずれも8枠は【0.0.0.15】と全滅。

人気薄がほとんどを占めるものの、

2019年2番人気のムイトオブリガード(6着)や20年3番人気のアフリカンゴールド(11着)といった人気馬も

馬券圏外へ沈んでいた。

 

外々を回らざるを得なくなる可能性が高くなり、分が悪い枠となる。

7枠も【0.0.2.13】で3着がやっと。好走馬2頭は2018年ガンコと16年サトノノブレスで、

2頭とも7枠から積極的に先行して道中の距離ロスを防いだ。

また、馬番で見ると11番より外は【0.0.0.32】と壊滅状態。

7枠から好走した2頭は9番、10番枠からの発走だった。

人気に推されそうな4歳一角・サトノグランツやサヴォーナはともに8枠の2桁馬番、この2頭は消し!

 

最多勝利を挙げているのが1枠【3.0.0.7】で、このうち2番人気以内が【3.0.0.0】。

次点が4枠の【2.1.0.9】で、こちらも2番人気以内で見ると【2.1.0.1】を記録した。

人気サイドだけの結果だが、力を出し切れる枠であることが窺える。

力の要る馬場が得意なレッドバリエンテは今回は好条件が揃ったように映る。左矢印買い

 

注目は3枠の【0.3.2.7】。

2015年の10番人気フーラブライド(2着)と7番人気アドマイヤフライト(3着)、

昨年の5番人気レッドレオン(2着)など、勝ち切れていないものの、

複勝率41.7%、複回収値127と、優秀な成績を収めている。左矢印良くて番手、掲示板には何とか残るだろう!

 

人気以上の好走が目立ち、走りやすい好枠と言える。

3枠にはインプレスリビアングラスがイン。

 

前田幸治氏が所有する2頭で、若手2騎手にチャンスだ、印を付けないと帯取れない!