【マイルCS】G1 大混戦

理論派の川田騎手に不安材料あり セリフォス、

シュネルマイスター、エルトンバローズで比較

 

 

 

昨年の覇者セリフォス、実力馬シュネルマイスター、そして毎日王冠を含む4連勝で挑むエルトンバローズの3頭に注目

 

前走レースはクラスに注目

過去10年のマイルCSは前走クラスの格が高いほど好成績を残している。

GⅠ【4-2-2-21】勝率13.8%/連対率20.7%/複勝率27.6%

GⅡ【4-5-7-72】勝率4.5%/連対率10.2%/複勝率18.2%

GⅢ【2-3-1-45】勝率3.9%/連対率9.8%/複勝率11.8%

OP以下【0-0-0-6】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率0.0%

 

秋のマイル王者決定戦ということもあり、スプリンターズSや天皇賞(秋)からの転戦馬が多く、

力通りに好走するケースが多い。

ここでは有力馬3頭の前走レースを見ていく。

 

まずはセリフォス。

同馬の前走は安田記念で、過去10年で同レースからの直行は【1-1-0-4】。

2021年はインディチャンプが4着→4着、サリオスが8着→6着。

2020年のインディチャンプは3着→2着。

2015年のモーリスは1着→1着で春秋マイル王に輝いている。

なお、安田記念で2桁着順だった馬はマイルCSでも同じく2桁着順に惨敗。

セリフォスは安田記念2着からの参戦。

外厩調整のノウハウも十分な陣営だけに好走を期待できる。

 

次は前走が毎日王冠のシュネルマイスターと3歳馬エルトンバローズ。

前走毎日王冠組は過去10年で【2-2-2-20】と6頭が馬券に絡んでいる王道ローテの一つだ。

とはいえ過去5年同レース勝ち馬5頭の成績は、

2018年アエロリット(2番人気12着)、

2019年ダノンキングリー(2番人気5着)、

2020年サリオス(2番人気5着)、

2021年シュネルマイスター(2番人気2着)、

2022年サリオス(3番人気14着)と勝ち馬が出ていない。

 

逆に2、3着に敗れていた

2018年ステルヴィオや2019年インディチャンプが本番では逆転しているだけに、

毎日王冠組は前走3着のシュネルマイスターを掲示板ぐらいは行けるかな?

京都芝1600m(外)で川田騎手に不安材料あり

川田将雅(セリフォス)【21-10-11-56】

C.ルメール(シュネルマイスター)【8-10-7-29】

西村淳也(エルトンバローズ)【0-4-2-8】

川田騎手は当該条件において勝ち数1位。勝率21.4%、連対率31.6%、複勝率42.9%とハイアベレージを記録している。しかし、レースが行われるCコース時だけ極端に成績が下降しているのが気がかりだ。

Aコース【12-3-5-23】勝率27.9%/連対率34.9%/複勝率46.5%

Bコース【5-4-3-13】勝率20.0/連対率36.0%/複勝率48.0%

Cコース【3-3-3-19】勝率10.7%/連対率21.4%/複勝率32.1%

 

 

Dコース【1-0-0-1】勝率50.0%/連対率50.0%/複勝率50.0%

Cコース時だけ勝率10.7%、連対率21.4%、複勝率32.1%と全て10%以上成績が下降している。

ポイントは当日の人気で1番人気なら【2-2-1-3】で着外3回も4、5着と全馬掲示板を確保している点。

 

2番人気【0-1-1-0】、3番人気以下【1-0-1-16】とはっきりと人気と成績が比例している。

当日の人気には要注目だ。

 

C.ルメール騎手は2着が多い印象も勝率14.8%、連対率33.3%、複勝率46.3%としっかり馬券に絡んでいる。

ちなみにCコース成績は【3-5-2-12】で3勝はすべて2番人気であげたもの。

連対も全て2番人気以内の馬で、川田騎手同様当日の人気に注意しておきたい。

 

エルトンバローズに騎乗予定の西村淳也騎手は、京都芝1600mの外回りでは馬券に絡んではいるが、まだ勝ち星がない。

GⅠという舞台を考えると消しだ。

 

 

【マイルCS】大混戦のマイルGⅠは川田騎手に不安材料あり セリフォス、

シュネルマイスター、エルトンバローズをデータで比較

 

ダイワメジャー産駒(セリフォス)【12-16-11-115】

Kingman産駒(シュネルマイスター)【1-0-0-1】

ディープブリランテ産駒(エルトンバローズ)【3-2-3-18】

 

ダイワメジャー産駒はディープインパクト産駒44勝、キングカメハメハ産駒13勝に続く3位の成績を残している。

勝率7.8%、連対率18.2%、複勝率25.3%で飛び抜けた成績ではないが、

同産駒はどこの競馬場でも安定した成績を残しているので気にしなくてよい。

 

ディープブリランテ産駒は11月12日現在、芝のレースで141勝をあげているが、

1番多く勝っているのが東京競馬場の19勝。

次が京都競馬場の18勝だ。

休催期間を考えると得意コースと考えてよいだろう。

当該コースでは条件戦で【1-0-0-8】に対し、特別戦では【2-2-3-10】と成績を上げていて大駆けある。

 
シュネルマイスターの巻き返しはどうかな?左矢印東京得意のルメールだが
馬は長くいい脚は使えないけど?
 

展開を考えるとエルトンバローズが前につけ、セリフォスがそれを見る形。

シュネルマイスターは近走を考えると後方待機になるはず。

エルトンバローズとのコンビで4戦全勝の西村淳也騎手が思い切って早めに抜け出せば、

しっかり粘りこんで馬券圏内に残るかもしれません。

同馬は前走の毎日王冠では4コーナー4番手のインから馬群を割り、

上がり3ハロン33.8秒の脚を使ってソングライン、シュネルマイスターの追撃を凌ぎ切った。

ただ本レースは過去10年で差し馬が6勝を挙げており、先行馬は2、3着止まりで1着はない。

1着候補としてはまず無理。

 

セリフォスは昨シーズンの末脚を生かす競馬になればコンスタントに上がり33.0秒前後の末脚を使える。

ただ、前につける競馬となったときはエルトンバローズにどこまで迫れるか疑問が残る。

また、斤量も気になる。

同馬は斤量57kg以上で【0-1-0-2】と末脚が落ちる

 

今回はエルトンバローズ、セリフォスに不安要素があるため、シュネルマイスターを最上位に評価する。

今年は安定した切れ味を発揮しており、毎日王冠は差し損ねたとはいえ、最後に見せた末脚は見事だった。

GⅠ3連勝中と勢いに乗るC.ルメール騎手に導かれ、シュネルマイスターのGⅠ制覇か?