捕物劇 其の参 | 理系なる?一族

理系なる?一族

メモリ容量の少ない理系男と、ぐぅたらな理系女と、そこに産まれた理系かどうかわからない子、其の壱、其の弐、其の参の記録です。

と、ふと疑念がわきました。


-ヤツはやっていないと言っていた。
もし彼女の証言が信用されなかったら
誰が彼女をサポートできるのか。
…ヤツが最初から挙動不審だったことを
証言できるのは、多分、私だ。-


そこに思い至った時に考えるのは
申し訳ないけれど、子供のお迎えです。
警察に証言するとなれば
かなりの時間がかかるだろうことが
何となく予想されます。

一瞬ためらいましたが、覚悟しました。

まず、くまに電話。
事情を話し、最悪、くまにお迎えに
行ってもらうことにし
園に電話して迎えの時間が遅くなると
告げました。


よし、態勢は整った!


改札口の駅員にチカン騒ぎについて
その人が車内で不審な動きをしていたと
証言できると伝えました。


駅員
「男性は保護されましたので、後は
 警察がそれぞれから話を聞きますから」


…えっと…
…不要ですって意味ですかね…?



「そうなんですね…」

それで良いのかなと思いつつ
立ち去るしかありませんでした。


今思えば彼女にあって名刺の1枚でも
渡しておけば、いざという時に
彼女が私に連絡を取れたかもしれません。
が、後の祭です。


駅員にしてみればチカン騒ぎなんて
よくあることでしょうから
無関心なのかもしれません。
被害に遭ったという証言そのものが
事実かわからないから
あまり熱心な態度を見せてはいけないと
教育されているのかもしれません。

それにしても、車掌は
チカン騒ぎかどうか分からないにしても
出発間際に何やら騒動があったことは
ドア付近を見ていたのだから
誰かが誰かを引きずり出したのが
見えたはず。

病人が出たときは電車を止めるのに
何らかの騒動が起こった時は
電車を止めなくても良いんでしょうか。
そういうマニュアルなのかもしれません。

仮にそういう教育だとしても
JRの車掌や駅員の対応が
あまりにも機械的で興ざめでした。


一方で、彼女の勇気はもちろん
若者やおじさんの勇気に
とても感動しました。

思い出すと
♪らららら、さむ、ばでぃつな~ぃ♪
と織田裕二の曲が流れます。




以上