ファッションリテールビジネスにおいて

取引ブランドの編集を

いかに作り上げていくのか。

 
 

以前、元町の新規リテーラーと

取引ブランドの編成について考えた。

 

大手メーカーの場合、

取引するリテーラーの

信用調査を重視する傾向が

あるのはもちろんのこと。

 

今までの信用と実績が

ブランドミキシングの

第一要素になっていることは

感性・感覚を必要とする

ファッションビジネスにおいても

例外ではない。

  

この元町のリテーラーは

西口ジョイナスで

十数年の営業実績があり

そのメーカーの他ブランドなら

すぐにでも取引を始められたのだが

インポートにはコネクションが薄く

結局、理想とするミキシングには

至らなかった。

   
 

実績も十分でない

リテーラーの場合

ブランドミキシングに

こだわりを持ったとしても

そのブランドとの取引には

業界でのポジションや

既存取引ブランドなど

障壁となるものが存在する。

 

そんな現状から

自主企画商品を展開する

リテーラーもいるがそれはそれで

リスクは膨らんでいく。

  

  

なによりこれからは

ブランドの知名度で

勝負を図るのではなく

徹底的に自店のコンセプトを練り上げ

編集時の商品の面構えを

研究することに集中すれば

取引を始めるには高コストを

覚悟せねばならないブランドでなくても

十分に戦っていけるはずである。

 

  

リテーラーのクリエーションはここに存在させてほしい。

 

 

 

アナザームーブメント2005が終了した。


様ざまなアーティストが

金沢の街のいたるところで

たくさんの作品を展開してくれた。


鑑賞できたいくつかの作品は

自分自身のクリエーションに

大きく揺さぶりを

かけてくれたことに

間違いはない。


そして、最終日の今日

きむらとしろうじんじん氏の

「野点」に参加させていただいた。


「野点」とは野外で

お茶を立てて楽しむ事。


きむらとしろうじんじん氏は

「野点」が偶然出会った人々の関係を

「誘発」するきっかけであって欲しいと考えており

そこで起こるさまざまなコミュニケーションを

とても大切にしている。


リアカーや器

そして奇抜な衣装やメイクも

コミュニケーションを

生み出すための

大事な要素である。


そしてそのツールは

確かにひとつの要素ではあるが

何より氏の人間性が

そのままアート表現であり

対人性の重要性と

その可能性の大きさを

実感できた作品であった。


心より感謝申し上げたい。


「対人関係性は無限の可能性を秘める」。





じんじんさん 勉強させていただきました!

クリエーションを

はたらかせる時

自分の感性・感覚を

信じて突き進むことは

当たり前のこと。


そのクリエーションの

幅や奥行きに

行き詰ることも

クリエーターなら

1度や2度は

経験しているだろう。

ここで必要なものは

「あなたらしさ」。


あなたのオリジナリティ。

 

 

「わたしはこんなことをやりたい。」


「自分が作りたいのはこういう服。」


「これが自分なんだ。」


という

「あなたらしさ」。

 

もし既に確立できているなら

ヒントやチャンスを

手渡してくれる人間は

必ず現れるはず。

 

  

そして

そのコラボレーションにより

それまでの

自分の能力の限界を

はるかに凌ぐ

ものづくりを

体験できる。


何をしたいのかが

明確でないのに

「一緒にやろう。」

ではダメ。


どこを

目指せば

よいのか

わからない。

 
 

己のやりたいことを

見つけ出し

創りこみ

磨きこんで

徹底的に

アウトプットしていく。

 
 

コラボレーションのスタート地点がそこにある。

 
 
 
 
 

ファッションは生もの。


そして

そのファッションを

扱うショップというのは

まさに「生きもの」である。


雰囲気や状態は常に変化する。


天候によっても左右されるし、

スタッフの気持ちひとつでも変わってくる。


その中で

ショップのテンションを

最適レベルに保つことは

重要であることは言うまでもない。

 

 

以前にいらっしゃったお客様が

再びご来店をいただいた時

ショップやスタッフの雰囲気が

異なっていては

違和感を覚えてしまうだろう。


その違和感は

当然、売上に

悪影響を及ぼす。

 

 

もちろん品揃えも含めた

VMDは常に変化させねばならないし

スタッフのサービスは

一定以上のレベルを

保つ必要がある。


もし「ショップのテンション」が低ければ

クレンリネスなどアクションを

的確に短時間に行わなくてはならない。



テンションを感じ取れますか?


理屈でなく感じ取れるかどうか。


それを感じ取ることは

リテーラーの生命線。

 

 

ショップマンの・・


「感覚屋としての技量が試される」。





ファッションリテールビジネスでは

顧客との関係性が

何よりも重要であることは

以前にも書かせて頂いた。


その基本事項に

絶対はずせない

ポイントがある。


「笑顔」。


笑顔というのは

相手に快く感じてもらえることの

一番簡単でコストのかからない

手法である。


人間は楽しいことやうれしいことに

引き寄せられる生き物。


良い印象を与えるには

とても効果的に作用する。


それだけではない。

自分のストレス発散にも

役立つものだ。


人間は楽しかったり

うれしかったりすると

笑顔になる。


この笑顔による筋肉の動きは

さらに脳を刺激してうれしい感情を

増幅させるらしい。


つまり無理やりにでも

笑顔を作れば

楽しい気分がに

なれるということだ。

 

 

カナブン生 は笑顔を作ろう。

 

 

顧客との関係性のためにも・・

自分の良い状態のためにも・・


 

毎日、笑顔で生きてりゃなんだか楽しくなるモンです!








以前、一緒に仕事をした

ショップマネージャーから

相談を受けた。

 

 

朝礼での確認事項、

閉店後のスタッフミーティングで

決まったことを

継続して行おうとしない

スタッフに対し

頭を悩める。

 

当然ながら

スタッフ間で

話し合われることは

いかにショップの

売上を伸ばすかに

集約されており

具体的な

改善提案や

スタッフの行動レベルにまで

落とし込んだアクションプランで

あるはず。


それが

売上伸張につながれば

当然スタッフにとっても

メリットがあると考えるのが

普通だろう。

 

しかし、

売上が上がっても

自分の給料が目にみえて

上がるわけではない

スタッフにとっては・・

 

「昨日と変わらない今日が好き」

なのかもしれない。

  


スタッフが掲げる

自分のビジョンや

将来実現したいことと

会社のあるべき姿

今後の方向性が

同じであることが

重要になってくる。


スタッフのベクトルが

定まらない状態では

コスト以前に

底辺にある意識の共有化に

時間を割かねばなるまい。



スタッフとの

共感・共鳴できる要素を

ひとつでも多く見つけ出し

自社が掲げる

壮大なビジョンへと

つなげて欲しい。



「分かち合いは、自分のすべてを高めてくれる」から。




イタリア・ボローニャ

国際絵本原画展を

七尾美術館で観た。


今年で何回目になるのだろう?


毎回行っている。

絵本の原画として

出展されてはいるが

各作家の

コンセプトワークと

表現力の高さには

毎回、驚かされる。


イラストレーションに

現れる様ざまなモチーフの多様さ、

そしてそのデフォルメには

作家の美意識が現れ

その世界観の深さには

クリエーターであるべき我々が

もっとも大切にせねばならない

「自分らしさ」が

これでもかというほど

描き出されている。

   

  

かなりの

ボリュームある作品数だが

常に自分は

「自分らしさ」に

拘っているかと

自問し猛省するに
ふさわしい時間で

あった思う。

 

 

「あなたの作品は本当にあなたですか?」


自分が好きな数字、

こだわりの数字を

持っている人が多い。


わたしにも

そういう数字があるのを

ご存知の方もいるだろう。

  

 

「59」

 

 

自分自身のキャパシティを

常に広げることに挑戦する

人間でありたい。

 

そしてその方法のひとつは

常に限界点に立っていること。


ぎりぎりの状態の中に自分を置く。


少しずつだがキャパは広がっていく。

 

 

その状態を文字で表現するなら


「極」 (goku)。

 

 

60進法の時の世界では

「59」が限界点。


過去に現場から現場へ

走り回っていたころ

約束の時間に対しては

いつもぎりぎりだった。

 

「59分59秒」

デジタル時計の

この数字に

過剰に神経質に

なったこともあるが

常に自分を戒めてくれる

表示でもある。

 

 

そして私の

日本書画の雅号は

「虎九」(kokyu)。



これからも『59』にはこだわろうと思う。




ファッションビジネスにおいて

成功する戦略は

独自の戦略ポジションを

選択していることが重要。


コア・コンピタンスを

最大限に発揮した

戦略ポジションを

どこまで生み出せるか。


ファッション・リテールで考えるなら

フロント部での

「じしょひんかりょう」は

確実であり

それにプラスして

接客技術や

VMDや

メーカーとの交渉力

などがあるだろう。


アパレル・メーカーで考えるなら

商品企画力は確実であり

それにプラスして

プロモーション企画や

プロダクトマネジメントや

革新的なロジスティクス

などがあげられる。

   
  

その中で何を選択し

何にリスクを負って

切り込んでいくか。

  

そこを徹底的に

絞込み磨きこむこと。

  

選択したものに

すべてを集中させること。

  

 

誰にもまねのできない自分にしかないもの。

  

それが生命線。  

   

  

「すべてある」は「なにもない」。

   
   

「何も選択していない者は誰にも選んでもらえない」。

 

 

 

ファッションビジネスを

やっていく上で

必要な要素。


ひとつには

「飽きる」こと。


欲しいものは

遠慮なく買えばいい。


そして遠慮なく

「飽き」ればいい。


積極的に飽きる。


どんどん手放す。


人にあげたっていい。


そしてまた買う。


買うために

アンテナを張りまくる。


何よりそれが

感覚を研ぎ澄ます

ひとつのやり方だ。


新しく買うためには

捨てなきゃいけない。


何かを始める時も同じ。


従来の考え方、

やり方を

捨てるがいい。

 
 

古い習慣

古い価値観に

しがみつくこと・・・


それは

ファッションビジネスマンに

とって脅威でしかない。

 

 

ファッションビジネスで

活躍したけりゃ

新しいものに敏感になれ。

 

  

「過去のものなど捨てちまえ」。