お久しぶりです

 

 

 

昨年1月から抗癌剤治療を始め

7月に手術

8月から今年1月まで経口薬の服用

3月から30回の放射線治療を受け

 

 

 

 

ひと通りの癌治療が終わりましたニコニコ

 

 

 

 

放射線治療後に

先延ばしにしていた

胃カメラと大腸内視鏡検査もしました

 

 

 

 

昨年7月の手術後

外科医から

6個の癌が残ったと聞いていたのですが

 

 

 

今年に入り

放射線科医から

「手術をした際に16個怪しいものがあり

 その内の6個が癌でした

 肉眼で確認できたものは全て執りましたし

 手術できない箇所にある癌は

 昨年前半の抗癌剤治療で

 (画像を見せながら)ここまで小さくなり

 その後、経口薬を服用していますので

 放射線は再発防止のためにします」

と聞き...

 

 

 

 

え?

 

 

 

 

となりましたが

外科がとにかく激混みで

外科医も余裕がなく

(おそらく性格もあると思うのですが)

あの医師なら

それもありだろうと思いました

(そのときのやり取りを鮮明に覚えていますので

 私の聞き間違えではないと思います)

 

 

 

 

怒りとか

呆れるとかいう感情よりも

 

 

 

 

2種類の抗癌剤を投与し

手術をしたにも関わらず

癌が6個残っている事実を受け止め

終活をしていた期間に抱いた

様々な想いの方が

 

 

 

 

私にとってはずっと貴重で

得難い経験だったのす

 

 

 

 

その期間

小学校時代の友人が

癌で亡くなった知らせが届いたことも

大きな出来事でした

 

 

 

 

彼女は、本当に心がきれいな人で

幼い昔に出会った彼女の影響があまりにも大きく

今の自分の一部を作ってくれたと思っています

 

 

 

 

癌に勝つとか負けるという

表現をすることを否定はしませんが

彼女の死を通して

違う感覚を持ったことは確かです

 

 

 

 

ただ、癌細胞がないらしいという知らせを息子にした際

「嬉しい!」と返信があったときには

込み上げるものがありましたし

 

 

 

 

また、これまで

夫がどんな気持ちで過ごしてきたかと思うと

胸がいっぱいになりました

 

 

 

 

妻を失うかも知れない恐怖や不安は

どれほどだったでしょう

 

 

 

 

「ちはるさんは絶対死なない!」

「ちはるさんは大丈夫!」と

私に投げかけた言葉は

自分自身に言い聞かせていたのかも知れません

 

 

 

 

1年5カ月に及んだ引きこもり生活は

体力・筋力の著しい低下をもたらしましたし

癌以外の細胞も攻撃した抗癌剤の影響を

身をもって感じていますので

これから、回復に務めながら

鍛えていきたいと思っています

 ※一説では治療前より90%体力が低下するそうです

 

 

 

 

服用した抗癌剤の副作用で

手のひらと足の裏が痛くなるというものがあり

足の裏の痛みをかばいながら動いていたら

膝が痛み出し、今も注射に通っています

足と膝をかばいながら動いていたら

ギックリ腰を起こしてしまいましたが

いずれも加齢と運動不足も重なっていますので

こちらもじっくり鍛えていきます立ち上がる

 

 

 

 

副作用の脱毛も回復しました

・白髪が多くなる

・クルクルになる

人がいるようですが

元々、白髪が少ない家系でもあり

クセのない黒髪が生えてきました

 

 

 

 

手足の爪や手足全体の黒ずみもなくなりました

 

 

 

 

これまで

ご心配頂きました皆さまには心からお礼を申し上げますm(__)m

 

 

 

 

これからは1年に1度、検査をしていきますが

再発率、5年後生存率の説明を受けましたので

終活は続けていきます

(これは医師が積極的に説明したのではなく

 様々な想定をしておく必要があると判断し

 私が聞き出したものです)

 

 

 

 

フリーアナウンサーの小倉智昭さんが

ぽっくり逝くことが理想だったけれど

癌は準備ができると話していて

 

 

 

その通り!

 

 

 

と強く同感しました

 

 

 

 

私には全く悲壮感がないのですが

このブログを読んでいただいている方々の中には

ご心配をされる方もいらっしゃるかと思いますので

この期間のようなブログの関わり方をしていきたいと思っています

 

 

 

 

夫も息子も元気に過ごしています

再発率、生存率の説明を受けた日は

台湾で大地震が起きた日で

息子の会社は台湾に事業所があるかどうかを知らべていたら

(なかったのですが)

偶然にも息子が専門誌のインタビューを受けている記事を見つけました

 

 

 

 

夫に記事を送ったところ

 

 

 

 

「何?何?ようくん、すごいじゃん!」と

電話がありました笑

 

 

 

 

記事を読み

我が子の成長が嬉しく、安心することができました

 

 

 

 

ようくんは今年34歳

記事中の写真を見れば

髭を生やし、すっかりおじさんです爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

 

 

今年も帰国する予定ですので

今、我が子にできる精一杯のことをしたいと思っています

 

 

 

 

相変わらず

ハウスバーモンドカレーの甘口

食べたがると思いますが歩く

 

 

 

 

またいつの日にか

『寛解』の診断があったときに

皆さまのブログを訪ねていきたいと思っていますし

何かの折にブログを書いていきたいと思っていますにっこり

 

 

 

 

どうかくれぐれもお身体大切にお過ごしくださいませお願いスター