前回のブログで

タイの感染状況を記しましたが

 

 

 

7月16日、加藤官房長官は記者会見で

在外邦人のワクチン接種は

大使館の医務官が滞在国の医師免許を有していないことを

理由のひとつして挙げ

接種には様々な困難があると表明していました

 

 

 

この記者会見の頃

外務省は、在外邦人の帰国者で

日本国内に住民票を持たない人に対して

羽田・成田の空港に限り

ファイザーのワクチンを接種する方針を表明しました

 

※住民票を外して海外赴任するケースはよくあることです

 

 

 

この時点で

在外邦人は、日本政府に除外されたと思う人がいても

全く不思議ではありません

 

 

 

 

ファイザーワクチンの2回目は

3週間後、同じ場所で接種しなければなりません

 

 

 

 

つまり、地方の人は

羽田・成田で接種した後

公共交通機関を使わずに自宅に戻り

2週間の自主隔離を含めて3週間経った後

羽田・成田に行き

2回目の接種をする訳です

 

 

 

 

 

抗体ができるのは10日後として

在外邦人がファイザーのワクチンを接種するために

1ヵ月以上の休暇を取って帰国せざるを得ませんし

ワクチンパスポートで入国できる国も限られています

 

 

 

 

この後、在タイ日本大使館が具体的に動きました

 

 

バンコク市内の複数の指定病院で

日本人に無料でワクチン接種をするというニュースです

 

ここで使われるワクチンはアストラゼネカです

アストラゼネカは

若年層に血栓の副反応が出るケースがあるので

日本国内の使用を見合わせていましたが

この度、厚生労働省が40才以上の使用を臨時許可しました

※息子は30代です

 

 

 

 

タイ政府は親中国の国で

タイの大財閥が投資した中国のシノバックを主に

ワクチン接種を勧めていましたが

感染爆発が進み

 

さすがにアメリカから

ファイザーやモデルナ、ジョンソンエンドジョンソンのワクチンを

購入するに至りました

 

 

 

 

日本人が国内で接種しているモデルナは

タイでは有料で

3,800バーツ (1バーツ3.3円) 12,540円です

 

 

 

息子が4月に入院したときの費用は

103,770バーツ 342,441円

帰りの救急車代は

1,700バーツ 5,610円 でした

 

 

 

ご存じの通り

日本では、入院費、ホテル療養費は無料です

 

 

 

 

在外邦人の環境は厳しいものですが

日本国内では芽生えない自立心を持てるのかも知れません

 

 

 

 

大陸の国々が感じる軍事的脅威は

日本の想像を遥かに超えますし

今回の対応で

万が一、有事が起きた場合

在外邦人を救う術を

日本政府は持たないかも知れない

救おうとも思わないのではないかと

思った在外邦人が多くいると思います

 

 

 

 

命も経済も健康も自分で守るしかなく

腹を括れる強さを身に付けられたのではないかと

息子と話していて感じます

 

 

 

 

日本で輸入、使用したワクチン

医師の報酬、会場費

コロナに対応する全ての費用の総額を

想像もつきませんが

コロナ後の増税を覚悟した方が良いかも知れません

 

 

 

 

タイに単身赴任しているAKAIさんが

タイの感染状況を連日ブログにして下さり

ファイザーを申し込める病院をお知らせ下さいましたキラキラキラキラ

 

下矢印 連日、テイクアウトかデリバリーの食事ですショボーン

 

 

ありがたい限りですキラキラキラキラキラキラ