中学時代の友人が
「最近、怒りというものを感じなくなった
子育てしているときは
全く余裕がなくて怒ってばかりいたけど
孫が同じことをしても 穏やかに見ている」
と言っていたので
そういえば
孫のいない私でも
最近、怒りを感じていないなぁと思ったばかりでした
私の場合、ひとり息子なので
そう怒ることもなく来ましたが
確かに、怒りというものを感じなくなっています
ところが笑
それは、ある日、思いがけず押し寄せてきました
4月にタイで入院した息子の
入院給付金の申請をするのに
郵便局の窓口で
必要な書類を用意してもらい
在宅ワークから週2～3回の出勤に切り替わったときに
ようやく航空便
で送れたものの
息子からの返送に時間がかかり
(現在、タイ→日本の航空便は3週間程かかります)
今週初めに窓口に持って行き
確認してまたご連絡しますとのこと
もう、想像できますよね笑
2時間経った頃、電話があり
「書類が足りません
自筆が必要ですので
息子さんに書類を送り
また日本に送ってもらって下さい」
呆気なく、当たり前のように言います
久しぶりに沸点に到達しました
4月の段階で
郵便局の窓口の人から
かんぽ生命に時間を掛けて問い合わせてもらったこと
必要な書類を受け取り
息子が記入するのに赤ペンでサンプルを作ったり
私が記入して良いものを記入していたら
電話があり
破棄する書類があった程なので
こちらに落ち度はないこと
日本の人口のおよそ半分のタイでは
コロナの入院患者数が15万人を軽く超え
息子も安直に動けないこと 等を
夫が言うところの
私が怒ると、正論をよどみなく言うので
反論しようがないそうで
郵便局側も慌てて、自宅にやってきました
2度も・・・
しかも、恐らく郵便局長の彼女は言ってしまいました
「できることなら、私がタイに行きたいと思います」
「まぁ、そこまでしなくてもいいですよ」
と返事があることを想定したのでしょうか
3ヵ月がかりの航空便です
そんなことは言えません
「そうですか？タイに入国した際には2週間の隔離が必要なんですよ」
※夫は私のこうした返しがあるので
『売り言葉に買い言葉』は滅多に言わなくなりました
青ざめる彼女が少し気の毒で
祝日ですぐに連絡が取れる息子に確認すると
PDF＆電子サインの提案がありましたが
かんぽ生命ではそうした対応はしていないとのこと
※もちろん、息子は呆れていました
人生の非常時に使う生命保険の手続きに
このような対応しかできない上に
問い合わせは国際電話をしてくるよう言っておりました
※もちろん、フリーダイヤルではありません
追加の書類は
かんぽ生命が病院に
息子が間違いなく入院したかどうかを
確認するかも知れないので
それをしても良いかという同意書でした
10万円に満たない入院給付金支払いのために
わざわざ、タイに電話をするそうです
いえ、多分、しないと思います
民営化したはずなのに
お役所仕事そのままのかんぽ生命と郵便局
体制改革にはしばらく時間がかかりそうです
ちなみに今日現在のタイは
入院患者数 185，976人
（病院 69，152人 仮設病院 116，824人）
死亡 165人 (男性 94人 女性 71人)
路上の遺体は収容が間に合わず
シートが掛けられたままです
※タイに単身赴任中のAKAIさん
いつも情報をありがとうございますm(__)m
しつこいですが、人口は日本の約半分です
こうした状況を知ると
東京の感染者数に驚かなくなりますし
大陸で起きることは
その内、日本でも起きるということを
この1年数ヵ月の間に学んでいます
私たちの日常生活にある物の大半は
アジア各国で製造されていて
技術指導を始め、様々な業務のために
赴任している日本人が大勢いますが
日本政府の対応は殆どなく
企業も一時帰国の推進をする訳でもないので
息子も先々のことを考えているようです
かんぽ生命の書類が
日本に届くのは
秋の虫が鳴く頃かも知れません
今回のことは
かんぽ生命に直接クレームを入れても
郵便局の窓口のミスということで
片付けられてしまいますので
これで納めたいと思います
夏が苦手な私は
ようやく暑さに身体が慣れてきました
夏には夏の美味しい食べ物がありますので
楽しく過ごしたいと思います