稲川淳二の怪談ナイト 2023 MYSTERY NIGHT TOUR 福岡公演

　9月18日敬老の日、稲川淳二さんの「稲川淳二の怪談ナイト」福岡公演へ行ってきました！

　去年は久留米公演があったので久留米へ行きましたが、今年は福岡へ。会場は福岡市民会館。

　稲川淳二さんの怪談ナイトは、ステージの上に舞台セットを組んで、その中で稲川さんが怪談を語られるんですが、福岡はずっと舞台セットでは無かったんです。

　住吉神社の能楽殿が会場だったのでスペースが無く、バンコの脇に番傘が置いてあるシンプルなセットでした。能楽殿の舞台ですから、それはそれで趣きがありますけどね。

　だから実はフルセットの舞台美術での稲川さんの怪談ナイトを見るのはは初めてでした～（笑）

　開演は夕方5時。もう一つ早い特急に乗るつもりが乗り遅れて（笑）、3時半柳川駅発の特急で福岡へ。

　福岡市民会館は駅から歩いて30分くらい。開演10分前に着きました。

　今回からコロナ対策は無し！入場者数制限も手の消毒も無し！座席も間を空けることなく満員でした！

　席に着き開演を待っていると、いよいよ稲川さんの登場！

　稲川さんは客席の右に左に手前に奥に万遍なく手を振り続けます！

　舞台セットは湖畔のボート小屋？　映画「13日の金曜日」的な（笑）　素晴らしいね～

　桟橋の上にバンコが置かれていて、稲川さんが桟橋に上り、バンコに腰かけて語り始めます。

　稲川さん「よ～こそォ～いらっしゃいました。ありがたいですよォ～

　　　　もう76歳だからさァ、手を振ってるといつまでもハァ～ハァ～

　　　　息が上がっちゃって（笑）

　　　　実はぎっくり腰になっちゃって腰が痛いんだョ（笑）」

　テレビタレントをやめて25年経つそうで、芸能界は大変だという話から、何故か最近話題のジャニーズ関係の話に（笑）

　稲川さん「オレは何の話してるんだァ？（笑）」

　今回の怪談ナイトは、怪談だけど事件の話だと。

稲川さん「あまり事件の話は好きじゃないんだよォ。

　　　　でも、ど～も事件を呼び寄せる体質らしいんだなァ（笑）

　　　　飛び降りとか事故死体とか、何回も発見して、警察から

　　　　「アンタ珍しいよ」と言われちゃってさァ（笑）」

　有名ないくつかの連続殺人事件と稲川さんには不思議な関わりがあるそうで…

稲川さん「まさかそういう人と思わないじゃない？」

そういうイントロから怪談話へ。

　今回の怪談は5話。

　ある小さな町の病院の院長に聴いた待合室での話。稲川さんお姉さんとお母さんの話。父親の夢を見た娘の話。アメリカでの、容疑者の兄について事情聴取を受ける弟の話。稲川さんの家の近くにある精神病院の話。

　いやぁ～ほのぼのした怪談から、シリアスでドキッとする怪談まで、今回も怖くて面白くて楽しかった～！

　そして次は心霊写真のコーナー。

　そういえば去年は久留米公演に行ったからなのか、鮎川誠さん提供の不思議な家族写真が紹介されてましたけど、改めて鮎川誠さんのご冥福をお祈りいたします。

　今年の心霊写真コーナーは怖い写真が多かった！

　しかもコーナーの途中で心霊写真の話から別な怪談が聴けて怖かった～

　そして、エンディング。稲川さんは客席の左右、手前、奥と、万遍なく手を振って、ステージを去って行かれました！

　客席を立ち、会場のロビーへ行って物販の列に並んでいると、アサデスラジオのパーソナリティのお三方（コンテツさん、石崎佳代子ちゃん、松下アナ）らしき人を御見かけしました。

　石崎佳代子ちゃんは兵庫のご出身なんですが、20数年前、佳代子ちゃんが大学生の頃タレントをやられていたそうで。大阪のテレビ「おはよう朝日です」に、一年間稲川さんとロケコーナーで共演していたとか。それで稲川さんを「芸能界の父」と呼んで今も親交があるそうです。

　ロビーに人が多かったのと、ラジオのイベントじゃないので、どうお声掛けすれば良いか？と考えているうちに気恥ずかしくなってきて、結局お声を掛けることが出来なかったのが残念でした～（残念）

　物販で、チラシの柄のクリアファイルと、

　2007年の怪談ナイトのライブDVDを入手！

　今回も楽しかった～！　早くも来年が見たい！