近藤史恵「タルト・タタンの夢」 | 行雲流水的くっぞこ

近藤史恵「タルト・タタンの夢」

 夏至が過ぎたのに、福岡はなかなか梅雨入りしない! 30度超える事がありますが、まだ湿気が少ない春の陽気っぽい気候ですね(笑) 

 というワケで、東京・下町の商店街にある、フランスの家庭料理を出すフランス料理店「ビストロ・パ・マル」を舞台にした推理モノの連作短編集です。

 近藤史恵「タルト・タタンの夢」


 近藤史恵さんは、昭和44(1969)年大阪生まれ、平成5(1993)年デビュー。


 日常の謎というより、もう少しミステリ色が強めな感じですね~


 前述通り、下町の外れにある開店二年目のフランス料理屋「ビストロ・パ・マル」が舞台。おしゃれなフランス料理じゃなくて、伝統料理、家庭料理を出す、気取らないお店。カウンター7席、テーブル5つの小さな店で、いつも予約で満席になる繁盛店です。


 それで、まぁ…私自身が問題なんですけどね~フランス料理とは一切縁が無いモンで…フランス料理といわれて思いつくのはフレンチトーストくらい(笑) テレビ「料理の鉄人」の坂井シェフくらいかな(笑)

 そういう人間なので、本文にフランス料理の料理名が出てもピンと来ない!(爆)

 ネット検索して写真を見て「こういう料理なのね~」と(笑) でも美味そうなモノは美味そうなんですよね~


 閑話休題。

 「ビストロ・パ・マル」は4人の従業員がいて、

 まず、主人公の給仕係の高築智行(たかつき・ともゆき)。20代前半の2か月目の新人。

 ソムリエの紅一点、金子ゆき。ワイン好きが高じてOLを辞め、この店に入った20代後半の二年目。

 副料理長の志村洋二(しむら・ようじ)。フランスの有名店で10年以上修行した本格派の30代。

 店長で料理長の三舟忍(みふね・しのぶ)。カバーに描かれた無口でコワモテの男。10年以上フランスの色々な店で修行してきた、志村とは3歳年上の30代。


 店名「パ・マル」は「悪くない」という意味で、店の名前が少し変わってるのも、店長兼料理長の三舟シェフが少し”変わった”人だから(笑) その三舟シェフが探偵役、新人の高築君がワトソン役といったところ。


 レストランですから色々なお客が来るんですが、お客は色々な謎も持ち込んでくるんですね。

 「今度またお店にいらして下さい」と、三舟シェフは、再び店を訪れたお客の謎を美味そうなフランス料理で解決していくんですよね~


 でも、三舟とか志村とか、黒澤映画だよ~(笑)