「返校ーDetention-」所感
まだ暑くはないですけど、この時期にホラーなテレビゲームを紹介します(笑)
スイッチ用に出た、台湾のゲームメーカーが作ったゲームなんですが、怖いんですよ~1960年代の台湾の高校を舞台にしたアドベンチャーゲームです。
「返校ーDetentionー」
こういうセピア調の横視点の画面でゲームが進んでいきます。キャラクターの動きが滑らかで、まるで切り絵アニメを見ているかのような素晴らしさです。
校内を探索して色々なアイテムを見つけ、謎を解いていきます。
1960年代の戒厳令下の台湾。台風が近づいた嵐の中での山の中にある高校が舞台。
男子高校生ウェイ君は、放課後まで教室でうっかり寝てしまい、全員帰ってしまった事に気付く。慌てて学校から帰ろうとする。
近道のために講堂の中を抜けようとするが、舞台の上に少女が椅子に座ってぐったりしている事に気付く。少女はウェイ君の一年先輩のレイさん。なぜ講堂にいるのか何も覚えていないという。
一緒に帰ろうと二人は急ぐが、高校の唯一の出入り口にある橋が濁流で流されて帰ることが出来なくなっている。二人は対策を検討するために、仕方なく再び学校に戻るが…。
1960年代の戒厳令下の台湾が舞台のホラーゲーム。
当時は厳しい言論統制がなされ、思想犯は投獄・処刑されたという時代。1987年に戒厳令が撤廃されるまで約40年間続いた戒厳令下の時代背景がテーマになっています。
そういう戦後の台湾の情報は、世界史の授業で出てきませんでしたし、何となく知ってた程度でしたけどね。
最初は、高校が舞台で高校生が主人公ですから、学校の怖い話みたいな、お化け屋敷テイストのホラーゲームなのかな~と思って遊んでいました。
…あまり詳しく説明するとネタバレになるので、説明しませんけどね(笑) 遊んでいると、アレアレ? 何かテイストが違ってきたな~と。 だんだんと途中から、サスペンスホラー/サイコホラー系のお話になってきます。しかも、かなりへヴィーな。
少しグロテスクな表現もあるので、そういうのが苦手な人は気を付けて下さい!
よく出来たストーリーで、ラストで様々な伏線が回収されていきます。普通に遊んでも5時間くらいでクリアできます。切ないな~
マルチエンディングとなっていて、エンディングシーンが2パターンあるので、両方見るために何回か遊びました。
ただ一つのエンディングは、ものすごく後味が悪いです(笑) でも、どっちのエンディングも見ないとストーリーが良く分からないかもしれませんね。
一回遊んだだけでは細かい伏線を忘れていたり、気付いていなかったりするので、それを確認しながら遊んでましたね~だから2回目3回目も遊んでて楽しいです。
台湾の幽霊と遭遇する場面があるんですね。そんな時は台湾の風習だそうなんですが、息を止めてじっとしていると、幽霊をやり過ごすことが出来ます。
思わず、昔流行った「霊幻道士」や「幽幻道士」などのキョンシー映画を思い出してしまいました! そう言えば、キョンシー映画の中で、登場人物がキョンシーに出会った時に息を止めてたな~と(笑)