桜玉吉「漫喫漫玉日記 深夜便」「漫喫漫玉日記 四コマ便」 | 行雲流水的くっぞこ

桜玉吉「漫喫漫玉日記 深夜便」「漫喫漫玉日記 四コマ便」

 桜玉吉さんの新刊漫画が久々に2冊発売されたので手に入れてきました。

桜玉吉「漫喫漫玉日記 深夜便」

 前作の「御緩漫玉日記」3巻が出たのが2007年でしたから、6年ぶりの新刊単行本です。まぁ~その間も旧作の復刻や、体調不良で休載中でも連載されていた4コマ漫画「読もうコミックビーム」の新編集単行本が出たりしていたので、全然そういう感じはないですけどね(笑)


 新作の日記漫画集。まだ連載ではなく2012~2013年に漫画誌「月刊コミックビーム」に掲載された短編を収録したもの。桜さん在住の東京での東日本大地震の体験漫画や日常の日記漫画まで。

 以前と作風は少し変わったような感じですが、これはこれで面白いです。

 ご病気ということもあるんでしょうけど、以前みたいな編集者のO村さんやヒロポンさんと色々な場所へ出かけて取材したものでも、有限会社をつくるとか、家を買う、といった大ネタがあるわけでもなく、ごくごく普通な日記漫画。ある意味「しあわせのかたち」の頃のような日記漫画に戻ってると言えるのかもしれません…作風は全然ちがってますけどね(笑)「御緩~」の作風で「しあわせのかたち」(?)ん~より内側へ向かってる感じですね。


 ちなみにタイトルの「漫喫」というのは漫画喫茶のこと。自宅や仕事場では仕事がやりずらくて、近くの漫画喫茶に一年近く泊り込んでいるそうです。つまりこの「深夜便」に収録されている漫画は、全部漫画喫茶で描かれたそうなんですよ。だから「漫喫漫玉日記」(笑)…満喫じゃないですよ(笑)ある意味漫画喫茶を満喫されてるのかもしれませんけどね(爆)



桜玉吉「漫喫漫玉日記 四コマ便」

 これは、いわゆる「読もうコミックビーム」作品集です。

 元々「月刊コミックビーム」は、テレビゲーム誌「ファミコン通信」の増刊号で同じ出版社ですから、その関係で「週刊ファミコン通信」に月二回「月刊コミックビーム」の広告が載ります。そこに毎回桜さんの4コマ漫画が載ってるんですよ。最初は”日ペンの美子ちゃん”みたいなPR漫画だったんですけど、だんだん日記4コマ漫画になり、今に至るという作品です。

 この単行本には、2009年11月~2013年までの「読もうコミックビーム」が収録してあります。合間にはその当時の桜さんを振り返る、桜さんとO村さんの対談が収録してあって、これもファンには興味深いです。

 「深夜便」以上に日記色が強いですから、こちらがライブ感が強いです。