藤子・F・不二雄大全集「オバケのQ太郎」① | 行雲流水的くっぞこ

藤子・F・不二雄大全集「オバケのQ太郎」①

 小学館から、藤子・F・不二雄先生の漫画全集が7月から発売され始めましたが、その中の1冊買って来ました。オバQ好きなんですよ~
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 藤子不二雄「オバケのQ太郎」①です。


 藤子・F・不二雄先生は、1933(昭和8)年、富山生まれ。安孫子素雄(藤子不二雄A)先生と、足塚(藤子)不二雄として、昭和26年デビュー。1996年逝去。


 F先生の漫画全集としては、2度目ですね。以前、中央公論社から、「藤子不二雄ランド」という、漫画の単行本サイズの全集が301冊出てました。その”藤子不二雄ランド”版の「オバケのQ太郎」を何冊か持ってるんですけど、今回の全集では、単行本未収録作品が入ると言う事で買ってしまいました。

 ↑の本のコシマキに、「お久しぶり!Qちゃんです!!」と書かれていますが、「オバQ」の単行本が、ここ数年久しく絶版だったそうなんですよね~だから「オバQ」の漫画は、久々の刊行らしいです。


 この「オバケのQ太郎」は、F先生の全集に入っていますが、F先生単独作ではなくて、合作なんですよね。だから、作者名は、”藤子不二雄とスタジオゼロ”。

 ”スタジオゼロ”というのは、昭和38年に、いわゆる”トキワ荘のメンバー(鈴木伸一・藤子不二雄・石ノ森章太郎・つのだじろう)”で作った、アニメ製作会社です。漫画家からアニメーターに職を変えた、鈴木伸一先生が独立したときに、「また、トキワ荘メンバーで集まってやろう」ということで作った会社です。

 アニメだけでは赤字だという事で、雑誌部を新たに作り、スタジオゼロメンバーで漫画を描いて、その稿料を会社の運転資金に回して赤字を埋めていたそうです。その雑誌部で描かれたのが「オバケのQ太郎」です。


 この本の巻末に、鈴木伸一先生のエッセイが載っているんですが、それによれば、コマ割りやQちゃんをF先生が、Qちゃんが居候している大原家の人間をA先生が、その他のキャラを石ノ森章太郎先生が描いていたそうです。でも石ノ森先生が「オバQ」を描いておられたのは、初期だけだそうですけどね。


 ちなみに、ラーメンが大好きな”小池さん”のモデルが、この鈴木伸一先生です。
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 なんでも…”小池さん”というのは、当時鈴木先生が下宿していたお宅の名前だそうです(笑)


 初めの頃のQちゃんは、キャラがまだ確立してなかったからか、↓アタマの毛が3本じゃないんですよ。
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 徐々に減っていくんですけどね~(笑)


 この漫画全集には特典があって、第一期・33巻を全巻予約すると、F先生のデビュー前のアイデアのメモや、キャラクター設定画、まんが原稿の下書き等を収めた画集、「Fnote(エフノート)」がもらえるそうなんですけどね~…欲しいんですが、無理です(笑)。なにしろ33巻ですからね~(笑)