GURU GURU「30 JAHRE LIVE」 | 行雲流水的くっぞこ

GURU GURU「30 JAHRE LIVE」

 グルグルは、今年結成40周年! このアルバムは、10年前に行われた、結成30周年記念ライブの録音です。

 GURU GURU「30 JAHRE LIVE」(1999年)です。


 グルグルは、1968年に、元々ジャズのほうで活動していた、マニ・ノイマイヤー(MANI NEUMEIER)さん(ドラム)と、ウリ・トレプテ(URI TREPTE)さん(ベース)を中心に、ドイツで結成。1970年アルバムデビュー。

 今も活動されています。


 このアルバムは、1998年7月に行われた、ヘルツバーグ・フェスティバルでのライヴを収めた3枚組(2枚+ボーナスCD1枚)。メンバーを除いても、ゲストが総勢12人! このアルバムの邦題は、「生誕30周年記念祭」なんですが、まさにお祭り状態です!


 1枚目は、ノーマルな編成のグルグル+ゲスト4人。ゲストは、内橋和久さん、元フルート&ヴォイスのハンス・レフェルトさん、元グルグルのラゼム・リューベルさん、元エンブリヨのブッツェ・フィッシャーさんの4人です。

 ライヴはやっぱりノリがいいですよ。「ウーガブーガ」「電気蛙」等、昔の曲もやってますが、他は再結成後の曲です。4枚目「不思議の国のグルグル」以降の、御気楽テクニカルサイケデリックジャズロックがお好きな方はどうぞ!と言う感じですね。

 ↓関係ないですが、1973年のライヴから、”ウーガブーガ”~”電気蛙”

 ”ウーガブーガ”~”電気蛙”(パリ・1973年 youtube)


 そして、”モシモシ”は、このライヴでも強力ですよ。アルバムに比べれば、マニさんの片言日本語は、抑え気味ですけど、それでもやっぱり強烈! 日本語でやってるカウントも、マニさん、間違えてるし(笑)。


 2枚目は、更にゲストを加えた「スーパーセッション」。1枚目のメンバーに加えて、更にゲスト8名。

 元カンのミヒャエル・カローリさん、元カンのダモ・鈴木さん、元グルグルのアクス・ゲンリッヒさん、元クラーン・グルグルのインゴ・ビショフさん、その他(実は知りません 謝)

 セッションのせいか、フェイド・イン/フェイド・アウトが続く編集なんですけど、内容は面白いですよ。

 ダモさんも何か叫んでます(笑)。このメンバーだけ見ると、”ダモ’ズ・ネットワーク”とも言えますけど(笑)。

 国内盤解説に載ってるメンバー表を見ると、ほとんどの曲で、ギターが5-6人演奏してますね(笑)。でも、これだけ人数がいると、ライヴ会場で見たいな~。若しくは映像で見てみたいですね~。


 3枚目のボーナスCDは、1971年、フランクフルトでのライヴ音源。音質は、良いとは言えないんですけど、やっぱりすごい!としか言いようが無いです。メンバーは、マニさん・ウリさん・アクスさんの初期グルグルの3人。

 ヘヴィーですよ~。収録曲は”LSDマーチ”、”ガール・コール”、”宇宙船”の、1st「UFO」・2nd「HINTEN」収録の3曲。3曲とは言っても、どの曲も18分以上(LSDマーチは21分)あって、トータル58分ありますから、これだけでもお腹一杯という感じですけどね~(笑)


 youtubeにあった”LSDマーチ” 1970年のスタジオライヴ映像

 GURU GURU”DER LSD MARSCH”(スタジオライヴ映像 youtube)


 以上が、1999年にキャプテントリップから発売された国内盤です。実は、ここから、ちょっと、ややこしいんですよ。


 と言うのも、2006年に、この「30周年記念祭」が、ドイツのレコード屋から、リマスターされて再発されてるんですね。

 リマスター再発と言うことで、1枚目、2枚目に1曲ずつ、ボーナストラックが追加されています。ここまではいいんですが…、問題なのは、3枚目のボーナスCD。

 …これが、全然別の音源に変わってるんですよ~(笑)!

 このリマスター版のボーナスCDに収録されてるのは、国内盤と同じ、1971年のフランクフルトでのライヴなんですが、収録曲が違うんですね。”ボー・ディドリー”、”ベイビーケイクウォーク”、”オクシモロン”の3曲。こちらは、2nd「HINTEN」・3rd「KANGURU」収録曲です。

 これも、どの曲も15分以上あって、トータルで50分ありますから、やっぱりこっちもお腹一杯に(笑)。メンバーも、初期3人(マニさん・ウリさん・アクスさん)です。

 こっちもやっぱり面白い! 1971年に、3rdの曲をやってるんですね(「カングル」は1972年発表)。

 結局、グルグルのファンは、この1971年のライヴの為に、国内盤・リマスター盤、両方買う破目になってしまうんですよ~(笑)。