ELECTROPLANKTON エレクトロプランクトン
とても気に入っている、ニンテンドウDSのゲームソフトです。…ゲームソフトと書きましたが、これ、厳密にはゲームじゃないんです。
「エレクトロプランクトン」(2005年)です。
ニンテンドウDSの、水中を模した青い画面の中に、原色できれいなプランクトン(エレクトロプランクトン)がいるんですよ。DSのタッチパネルで色々触ったり、マイクから声や音を入れたりして、エレクトロプランクトンが音で反応するのを楽しむ、というものです。
そして、このソフト、ゲームじゃないんなら、何?と問われると難しいんですけど、ゲームの外箱の裏を見ると、”メディアアート”と記されています。Yahooのサイトの辞典で調べると、
メディア‐アート【media art】
テレビ・ビデオ・コンピュータ・衛星放送などの媒体を駆使する、
1970年代後半からの現代芸術の動向。
芸術だとか、アートだとか、よく分かってない上、そういうセンスがゼロの私には、おもちゃにしか思えないんですけどね(笑)。積み木やブロックみたいな。これを使って遊んでね~、というような。そういう能動的なおもちゃですね。
10種類のエレクトロプランクトンがいるんですが、全部、性質が違うんですよ。
例えば、タッチパネルをなぞると矢印状の藻が生え、その上を泳ぎだす”トレーシー”。泳ぐ方向(=タッチパネルで描いた藻の形状)で音が変化します。
円形のプランクトンの”ヒカリノワ”。タッチパネルでヒカリノワをなぞって回転させると、音を発します。回転が速くなると、その音が高くなります。1画面に5匹いて、各々回転させて音を出すと、音が重なって気持ち良いんですよ。
このソフトの作者は、岩井俊雄さん。1962年愛知生まれ。メディア・アーティスト。一番有名なのは、子供向けテレビ番組「ウゴウゴルーガ」のキャラデザインですかね~。
私は、スーパーファミコンの頃、岩井さんが作られた「サウンドファンタジー」というソフトが気になってたんですよ。これも、「エレクトロプランクトン」と似たような感じの作品だったんですね。当時、ゲーム雑誌に画面写真等が出ていたにも関わらず、結局発売されなくて、残念に思ってたので、この「エレクトロプランクトン」の発売は、正直嬉しかったですね。
というのも、岩井さんの作品は、テレビでしか見たことがないんですが、どれも、私には良いオモチャに見えてて(私はゲージツ・センスがゼロですから 失礼!)。どれも、触ってみたい!と思わせるものでした。これも、そんな感じのものなのかな~と思ってたら、その通り!
上の公式サイト を見てもらえば分かるんですが、ゲーム性は、ほとんどないんですよ。だから、万人向けじゃないのかも…とも思うわけです。
例えて言うと…
私、子供の頃、川に石を投げるのが好きで、よくやってました。川にドプンと石が沈む水音と、川面に波紋が広がっていくのが好きだったんですよ。色んな形や大きさの石を使って、投げ方や投げる速さを変えると、波紋や水音が変わるんですね。数個一緒に投げたりとか、やってましたね~。
それで、その波紋と、ドポンという水音を楽しむ…そこにゲーム性はないですよね。この「エレクトロプランクトン」は、そういう感覚のゲームです。…いやいや、ホントにそういうソフトなんですよ。もちろん、これには、石投げのゲームは入ってないんですけどね(笑)。
シンプルなだけに、毎日はやらないけど、やり始めると、夢中になって、ついつい時間が経つのを忘れてしまうんですよね。