YAMO「TIME PIE」
YAMO「TIME PIE」(1997年)です。
元KRAFTWERKのヴォルフガング・フリューア(Wolfgang Flür)さんのソロ・ユニットです。
1972年にKRAFTWERKに加入し、1980年代後半に脱退。
1stです。このアルバムには、ヴォルフガング・フリューアさんのほかに、マウス・オン・マーズ(MOUSE ON MARS)の二人も参加しています。
これが、ポップで、コミカルで、フワフワと可愛い音!
初めて聴いたときは、”元KRAFTWERKだから”、という偏見があったから、あれっ?あまりKRAFTWERKぽくないな~?と思ってました。参加メンバーにマウス・オン・マーズの二人が入っているのを知って納得しましたけどね。マウス・オン・マーズのアンディー・トマ(ANDI TOMA)さんは、同じ、デュッセルドルフ在住ですから。
音の感触は、マウス・オン・マーズですけど、メロディやメロディーの乗せ方は、やっぱりKRAFTWERK(笑)。フリューアさんは、ドラマーですから、リズムはもちろんKRAFTWERKぽいですね。
歌詞もシンプルですし、そこも、KRAFTWERKだな~と(笑)。カール・バルトス(KARL BARTOS)さんもそうでしたけど、芸風が変わらないというか(笑)。
驚くのが、6曲目の”GUIDING RAY”。この曲では、クラウス・ディンガーさんが一言物申してきそうなハンマー・ビートの曲なんですよ。もちろん、フリューアさんが、ハンマー・ビートを叩いてるんでしょうけどね。
KRAFTWERKの前に在籍していたバンド「SPIRIT OF SOUND」には、後にディンガーさんと、KRAFTWERKや、NEU!を組むミヒャエル・ローターさんも在籍してましたし、フリューアさんをKRFTWERKに誘ってくれたのも、ローターさんだったそうですし。当時から周りにはそういう音はあふれてたんでしょうしね~(笑)。
マウス・オン・マーズというのは、クラスター(CLUSTER)の音に似てるんですよね。だから、この曲は、CLUSTER・NEU!・LA DÜSSELDORF・KRAFTWERKの、ドイツのエレクトロ系プログレ連合軍みたいな感じです(笑)。
面白いのが、5曲目、”AWOMANAMAN”という曲なんですけど、キスの音がだんだんリズムになっていくんですよ(笑)。なんかねぇ~これ、可愛いんですよ(笑)。
あと、3曲目の”STEREOMATIC”。この曲は、この盤に参加している、マウス・オン・マーズの1stアルバム「IAORA TAHITI」に収録されてる、”STEREOMISSION”と双子の兄弟みたいな関係です(笑)。こっちは、女声ヴォーカルが入ってて、MOMのほうは、女声による日本語ナレーションが入ってる、という違いですけどね(笑)。聴き比べるのもいいですね。
