SADIST「SADIST」 | 行雲流水的くっぞこ

SADIST「SADIST」

 7年ぶりの新譜ですけど、変態は変態のままでした(爆)。

 SADIST「SADIST」(2007年)です。


 サディストは、1991年、イタリアで結成。プログレなデスメタルですね。2000年以降活動停止していましたが、2007年に活動再開しました。


 7年ぶりの5thです。

 前作「LEGO」は、モダーンで、シアトリカルで、デスメタルの範疇からちょっと逸脱している部分もあったんですけど、今作は、かっちりデスメタルに戻ってきています。7年ぶりにもかかわらず、テンションが落ちてないですね~。アグレッシヴ。

 インド風なメロディーが入った叙情メロディック・デスメタル。大雑把に言えば、こうなるんでしょうけど、サディストですから(笑)。

 音の感触としては、今までの集大成みたいな印象ですね。4th「LEGO」からも、シアトリカルな要素が入ってきている気がしますね。80年代クリムゾン、ハード・フュージョン、シンフォニック・ロック、インド風メロディー(シタールも使われています!)…それらの音を散りばめたようなデスメタルです。


 やっぱり、1曲目(笑)。シタールとタブラ風なパーカッションの音が続く、このアルバムのイントロダクションみたいな曲(笑)。さすがサディスト!ですよ。

 ピアノ・シンセがメインの曲では、初期筋肉少女帯を髣髴とさせるような。もろに私のツボです。

 最後の曲は、ピアノソロをフィーチュアしたインストなんですけど、何故か、ゴブリン(GOBLIN)のクラウディオ・シモネッティ(CLAUDIO SIMONETTI)さんが参加されています。イタリアつながりなんでしょうけどね~。ホントに驚きました。


 SADISTのオフィシャル・サイト(色々、試聴やPVの視聴も出来ます)

 ↑(注)メインページで、大きな音がしますので、気をつけて下さい。


 ↑のオフィシャルサイトでも見れますが、youtubeに貼ってあった曲。


 ”TEARING AWAY”(このアルバム収録)のPV


 3rd「CRUST」の日本盤ボーナストラックに収録されていた、

 a~ha”TAKE ON ME”のカバー(スタジオライヴ)


 色々考えてみたんですけど、この音に一番近いのは、三柴・エディー・江戸蔵(理)さんが在籍してた頃の初期”筋肉少女帯”を、もっとプログレ(80年代キングクリムゾン)寄りに、デスメタルにしたような。

 それも少し違うのかな~?と思ってはいるんですけど、中々、他に思いつかないですね。

 プログレとデスメタルの中間とも言える音なので、どちらかしか聴かない人の目には、中途半端に映ってしまうのかもしれないですけどね。すごいものはすごいです。