くっぞこ、川面に浮かびて、流るる雲を眺むる | 行雲流水的くっぞこ

くっぞこ、川面に浮かびて、流るる雲を眺むる

タイトルバック没写真

 先に「行雲流水的くっぞこ」という、このブログのタイトルが思い浮かびました。


 これは、好きな言葉「行雲流水」と、ペンネームの一つである「くっぞこ」をくっつけたものです。そして、タイトルバックが寂しいので、絵か写真を貼ろうと。

 その時、タイトルから、川面に浮かんで、空を見ているくっぞこの絵が思い浮かびました。絵は自信がないので、写真を撮って貼ることにしました。


 善は急げ、その日の夜、くっぞこを近所のスーパーで購入しました。

 曇っていたので、撮影できるのか心配でしたが、翌朝晴れていたので、ホッとして、撮影の準備を始めます。準備とは言っても、くっぞこが載っていた、白くて四角い発泡スチロールの皿を、くっぞこの大きさに切って、くっぞこを乗せるだけなんですけどね(笑)。

 家の前の川のくみぢ(共通語で何と言うか知りませんが、川の水面へ降りる階段の事)からくっぞこを流して、写真を撮り、網ですくう、という手順です。人が少ない、朝に行うとはいえ、何回もやるのは人に見つかる可能性が大きいので(くっぞこを川に流して、その写真を撮ってる場面を人に何て説明するか?ですな)、”くっぞこ川流し撮影会”は、1回だけにしました。


 周囲に人がいない事を確認して、くっぞこを、くみぢからそうっと流して、写真をパチパチ写します。

 しかし、川の流れが案外速くて(笑)。ピンボケやくっぞこがフレームに収まっていない、という写真がほとんどで。結局、流してすぐ撮った2枚しか、まともに撮れていませんでした。

 上の写真は、没にした、もう一枚の写真です。水面に、青空と雲が反射して映っていれば、更に良かったのですけど。


 ちなみに、撮影に使ったくっぞこは25cmくらいの中くらいの大きさのものです。その日の晩に、生姜醤油で炊いて、美味しく頂きました。もう一つ大事な事、くっぞこは淡水魚ではないので、川にはいません。