菅浩江さん | 行雲流水的くっぞこ

菅浩江さん

 5,6年前、菅浩江さんの「メルサスの少年」を古本屋で買いました。

 ファンタジーというジャンルは、中学、高校、大学、社会人と進むにつれて、何か近寄りがたい雰囲気のジャンルになってしまっていました。

 何故、どれも中世ヨーロッパの世界観しかないのか?

 色とりどりな髪の毛や、そんなものが、肌に合わない様になっていました。

 でも、この本を読んで、その嫌悪感は、ある程度溶けた様な気がします。面白いファンタジーもあるのだなぁ、と。

 しかし、今も本屋では、ファンタジー系の文庫本売り場に、立ち止まるのは恥ずかしいです。表紙の絵とか…(笑)。