試すようなこと | 仕事でも家でも介護

仕事でも家でも介護

笑える日と苛々する日と優しくなれえる日ときつく当たってしまう日と。いろいろですが、なんとか頑張って生きています。

仕事をでは利用者の認知症を試すような声掛けはしないようにしている。

 

でも、ついつい母には言ってしまう。

 

『今日の晩御飯何食べた?』

 

『シウマイ、肉を焼いた』と母。

あーもう一品は何て言ったか私が忘れました・・・。

 

『昨日、私がどこ行ったか覚えてる?』

 

『名古屋城でしょ?』と母。

 

『私が今度どこ行くか覚えてる。』

 

『東京でしょ?』軽々答える母。

 

でも、ときどきぜーんぜん覚えてない時もある。

 

名古屋城の話は前のめり。

 

「どうだった?」と母。

 

平成中村座を見てきたのでその話を電話で。

 

勘三郎さんよりも七之助さんが気になるようで。

 

親子だな。私も七之助さんがきれいでという話をしたかった。

 

「あの人って、ふ~わ、ふ~わ話すでしょ?」

 

その話し方が本当に似てて。。。大笑い。

 

「おかあさん、ボケてきたって言ってもすごいね」というと。

 

「ボケてきてるんだけどね。でもそう言ってられないし。」

↑これ、元気なんだなぁと思うカエシです。

 

何度もツボに入ったように七之助さんの話真似をして。

 

最後に、元気だったら私も見たかったと。

 

 

母は子供の私にレ・ミゼラブルやキャッツを見せてくれ、好きだったアーティストのコンサートのチケットを取ってくれ、子供だった私を連れてってくれ、そういう楽しみを教えてくれた人。旅行に行くことが好きで、買い物が好きで、見て歩くことが好きな人。美味しいものを食べるのも大好き。

 

そこらじゅう行ったじゃない。

買い物いっぱいしたじゃない。

 

とはいえ、母の今の人生も本望でないんだろうと。

まだまだ母の望んだ人生があったと思い知らされました。

 

でもまた明日も、「今日何食べた?」って聞いちゃうんだろうな。