『駆け込み女と駆け出し男』という映画。
気づきが詰まった映画で、一番好きな映画。
リアルタイムでは知らなかった映画で、アマゾンプライムで見つけた。
どなたかと、この映画の、降りそそぐきめ細やかなメッセージを語り合いたいけどなかなかめぐり合えない。
だからblogにこの映画への思いを書いてみようと。
とにかく、一度書いて整理をしてみたかった。
琴線に触れるポイントが多すぎてどこからまとめたらいいかわからない、長文になるだろう、マニアックで独断と偏見なもの。
ずっと心に置いていたけど、置くのをやめてただ出してみる。
きっと気が済むだろう
。
自己満足のための記事。
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『柳、やなぎで世を面白や、
うけて暮らすが命の薬、
梅にしたがひ、桜になびく、
その日その日の風次第、
嘘もまことも義理もなし。』
という、大泉洋さん扮する中村信次郎の鼻歌で物語りがはじまる♪。
この詩も美しい。
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まず、「駆け込み寺」というシステムが素敵。
2年間、俗世のことを禁止され、俗世と離れた生活をする。
一見辛そうだけど、リセットにはもってこい。
小さいころから、楽しくなくて、家族とのしがらみがつらくて苦しかったから。
家族から物理的に離れられるお寺や修道院のどちらでもいいから、そんな生活に憧れていた。
俗世にも馴染めず、天国もわからず、宙ぶらりんだった。
そんな当時に、まず可能だったのは、高校の近くにあった教会の日曜学校に通うこと。
苦しみから逃れたくて必死だったから洗礼も受けたけど、イエスの存在が歪曲されているような感じや、献身というよりも犠牲的なあり方に違和感が出てきて、5年くらいで離れた。
それからも、俗世に馴染めないままだけど、お寺に駆け込む勇気はなかったし、駆け込む機会は訪れなかった。
ジョゴさんは、お吟さんと出会えて、2人で駆け込めてご縁があったね~。
映画の時代も今も、一見、女性が不遇されてて、フェアじゃない感じがするけど、でも男性だってフェアじゃない。
とにかく、出会ってしまった男女。
その自我同士の関係性を無いものにするのって、いつの時代でも容易ではない。
今だって、関係性がこじれてしまって事件として扱われているニュースが連日報道されている。
もっとも、形ではない「自我」・「思考」の機能を知り尽くすことで、自分たちの本質に気づき、分離の機能である自我が作った相対的な相手や、この世界への認識がシフトしたら、駆け込み寺は必要ないけど。
それでも、形の夢の中は続く。
空は色、色は空なのだから。
毎瞬間、自動的で無意識の信念が、身体を巻き込み感情感覚を起動させ、形の夢を演出してる。
「駆け込み寺」は、正真正銘の正気さに戻る機会がちりばめられている。
禅修行、家事全般、畑仕事、針仕事、お茶、長唄、武芸と、てんこ盛り~、楽しそう。
日本独特の、非の打ち所がない、自然と静寂を融合させた美しい建造物。
気を散らそうにも、気を散らせない、散らす必要のない環境。
誘惑が少ないし、自我を超えた静寂への入り口に身を置ける。
「思考」が無意味だと気づく機会。
「無心」の機会が溢れている。
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「駆け込み寺」は、自我の好物である、こじれた男女関係から正気に戻るシステムが満載。
恋愛も結婚も、はたまた家族や友人関係も、そのパートナーシップがはじまる前提が「分離」、「足りなさ」、「孤独」。
それらは分離の周波数。
分離の上で、人とつながる。
「分離」「足りなさ」「孤独」は「執着」「愛着」を生み出す。
自我同士の関係は、永遠に苦しさを演出してる。
自我は、不合理で不安定で永遠に苦しい。
だけど、源である愛がミックス混ぜ混ぜになっている。
だから複雑でフェイクを見抜くのが難しいし、まんまと入り込む。
駆け込み寺の静寂をベースにした環境は、これらの絡み合った信念体系と距離を取り、正気さを取り戻す機会になる。
おやま(東慶寺)に入る前の「御用宿」もこれまた魅力的なシステムーーー。
まず、ここで寺役人による聞き取り調査がある。
実際の「御用宿」がこの映画のままだったかはわからないけど、この映画の「御用宿」の人たちの働きは、中立的で冷静で、慈悲慈愛に満ちている。
まるで「カウンセリング」だし、俗世と天の間を取り持つ天使?守護者?のような立ち回り。
人のさまざまに自我が絡んだ事情を聞けば聞くほど、聞く側は冷静になっていくし、冷静じゃないと無理な立場だし、そうして必然的に中立になり、いつのまにか自分の自我は整理され、距離が出来る。
なんか、自分の気づきのプロセスと重なったりした。
人を知り、自分を知り、それは自我の全容を知ること。
また、話を聞いてもらう側も、冷静になっていける。
そして、結果、自我のキリのなさと、根拠のなさと、終わりのなさと、救いのなさと、その真の終わりを知ることになる。
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2015年の映画だけど、知ったのはそれから5年後くらいで、なのでパンフレットは古本屋で取り寄せた。
そのパンフレットも、読み応えがある。
パンフレット内の「豆知識」という記事の中に、
『離婚は経験豊富・・・明治民法施行後、離婚率が一気に半減します。ですから江戸の離婚は、実際は現代の2倍以上であろうと思っています。江戸時代までの離婚はタブーではなく、むしろ経験豊富ということで評価された地方もありました。その上で機織りなど地場産品の技術を持っていれば、再婚は引く手あまた。個々の事例でも、離婚にまつわる後ろめたさなどはほとんど感じられません。そう、離婚婦にマイナス・イメージはなかったのです。』
というのがあった。
江戸時代のおおらかさを感じる。
自然で、素直で、素朴な感じ。
離婚を、経験豊富と取ることも素晴らしい。
だってそうだもんね。
形を壊す「恐れ」を超える経験は、自我を見抜くきっかけになる。
もちろん、今の時代の方が良い部分もいっぱいあるだろうけど、自我の世界は永遠に続くものだから、比べる必要もない。
親子、友人、恋人、夫婦の関係、すべての入り口は自我。
そこから全体性へと導かれる。
自我に留まり、形にこだわり、形を変えることに永遠にとらわれるのか?
それとも、その形を面白がって自由になり、遊び、祝福し、それらの元の空に至るのか?
光のプリズム。
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まだ、この映画の素敵さを全く書ききれていないので、つらつら書くかもしれない。
自己満で。
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【お知らせ・お問合せ】
●リアルオープンカフェ(京都)
京都では、応用ワークをします。
この集いの中で生じる心や思考、自分の反応を利用して、自我の視点と無我の視点を体験する。
無我と全体性の、丁度心地いい、丁度気楽な、なによりも素直な空の感覚へと!
今回、希望の方に、わたしがファシリテーターをしたり、みなさんのこれまでの気づきを持ち寄って、これまでのワークのおさらいや、その場で生じるワークを通して、全体性の視座を極める集いにしたいです。
・日程
5月31日(土)11時~19時
6月1日(日)10時~17時
6月2日(月)10時~12時(2日間のふりかえり)
・場所
・参加費 10,000円
移動費、宿泊費、
金額を決めるときは、
※ 今回の京都もゆきえさんが窓口でいてくださいます→ yukiekujiranami@hotmail.com
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●リアルオープンカフェ(熊本)
〇5月27日(火)9時~12時 ・場所 龍田公民館 和室
・参加費 1,000円
・上記以外でも、ご希望の日程に対応してます~。ご連絡ください。
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●zoom オープンカフェ
日程、募集中です。
・zoom URLは、お申し込みされたら、お伝えします。
・参加費 1,000円
・zoomオープンカフェは少人数(わたしを入れて4人)です、ゆっくり、じっくり話せます。
・上記以外でも、ご希望の日程に対応してます~。ご連絡ください。
●ZOOM ワーク会
・日程 4月29日(火)10時~12時
・会話参加の方、どなたでも
・参加費 無料
※参加URLは、
ID: 540 951 0958
パスコード:129135
zoomのURL です→ URL:
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参加費の振込み先です。
または、対面にて。
お振込み先
ゆうちょ銀行
記号 17110
番号 12444391
モトウ カオリ
他銀行からの振り込みの場合
店名 七一八(ナナイチハチ)
店番 718 普通預金
口座番号 1244439
※ その他の振り込み先が良い場合はお手数ですが、お問合せください。
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090-1191-5554
kuzira826@yahoo.co.jp
茂藤かおり
HP ↓
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★【気づき】のYouTube →●
※ YouTubeも充実させていきたいけど、ボチボチそのうちやりたい。
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~コチラ(hatena blog)では、「奇跡講座」の以前取り組んでいたワークのの記録等を書いてます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

