「いい夢でもわるい夢でも、夢は夢だな。さめればおんなじだ」

 

 

「しあわせになれるかどうか、さきのことはわからないな。ぼくはしあわせでも不しあわせでもなくて、いつもふつうだな」

 

(「ヨーロッパぶらりぶらり・山下清」より)

 

↑山下清展を鑑賞したとき、作品の横に山下清さんの言葉も添えてあり、その言葉に思わず笑っちゃって、そして染みた。

 

無防備で、率直で、飾らなくて、そのまんまな感じ。

 

思わず、山下清さんの本を取り寄せちゃいました。

 

その一節です。

 

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確かなものは確か。

不確かなものは不確か。

このシンプルさが肚落ちする。

答えがないところに答えを探すことからポトンと降りた。

わからなさの広がりの、そのくつろぎに包まれた。

充足だけが在る。

 

その静けさに気づいた。

 

ずっと、静寂に抱かれていた。

 

​・・・

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分離してるって思い込んでる、この思考の働き。

 

無意識のまま、特別性の催眠に入り込んでいる。​

思考の働きに入り込み、閉じこもり、ひとりよがりな危機感の中にいる。​​​​​​

その危機感によって、ますます防衛を強める。​

防衛を強めれば強めるほど、縮み、混乱し、”自ら”全体性という真実から孤立する。

・・・

自我・思考は、不確か。

不確かなので、確かじゃない。

確かじゃないなら、実在はしていない。​

ただ、​自我・思考の源は、全体。

 

確かさが源。

全体が常であり、滾々(こんこん)と、粛々と、在る。​​

 

だから、自我・思考は遠ざけるものでも、隠すものでも、止めるものでもない、そのなんでもなさと、その源を実感するだけ。

・・・

 

わたしは、このシンプルな気づきに至るまで、物心ついたときからずっと苦しかった。

 

6才の頃「この世界は嘘だ」と一瞥体験のような気づきがあり、それから何が本当なのか探し始めた。

長い間、誰にも、どこにも、何にも「確かさ」を見つけられないままで、逆恨みした。

自分と世界の不確かさを嘆き、恐がり、怒り、不満足、不納得の中を彷徨っていた。

 

不確かさを​裁きながら、それでも不確かさの中に「確かさ」を探したり、作ったりする、という矛盾の中にいた。

見つかるはずだ、作れるはずだ、と信じ続けていた。

・・・

 

​催眠療法を学んだ時、 

 

「自分とは、自己暗示のかたまり」

「思考、信念は暗示(催眠)」

「世界は暗示で出来ている」

 

と気づいた。

 

自分で自分にかけていた暗示が崩れ、ふいに自由になった。

 

かつてないほどの解放感、空っぽの心地よさ、無敵で静かな感覚に包まれた。

 

だけど、しばらくすると個人の自分に戻り、思考に乗り、裁きはじめ、解放感、空っぽさ、無敵さは半減した。

 

次にバイロン・ケイティさんのワークに出会い、「それは本当?」という問いかけにて、自我・思考の実体のなさを実感した。

 

また、実相に向き続ける礎として、「奇跡講座」、ゲシュタルト療法、禅、茶道、イエス・キリスト、ラマナ・マハルシ、パパジ、ムージーさん達の存在があった。

 

そして、何より、自分と、その自分との身近な関係の中に、実相の礎があった。

 

・・・・・

思考に乗り、どこかを目指すのではなく、思考から降りる。

 

その機会は、個人を生きていると思い込んでいる日常にちりばめられている。

 

毎日出会う人、たまに出会う人、そこからの出来事、物事の、そこに生じるレッテルに気づく。

 

レッテルとは、分離のための働きという思考、裁きのこと。

そのレッテルを演出する感情、感覚、身体の感覚。

 

そのレッテルに気づき、それを単純に認める。

 

自分で気づくだけでもいいし、それを共有してもいい。

 

共有されると、安心する。

 

いい味だしてる作品になる。

 

全部出すと、終わる。

 

それらは見られて、源に帰る。

 

やがて夢から覚める。

 

夢から覚めると、全ては順調だったと気づく。

ただただ、得も言われぬ安堵と感謝、確かさと畏敬の念。​

ひとつのこころ。

ひとつの生命。

自然で、シンプルで、当たり前。

わたしたちは、”常世(とこよ)”にて、抱かれ、祝福されている。

この恩寵の自覚にて、生き方がひっくり返る。

毎瞬、毎瞬、全体性にふれる。

この形の夢の世界にいる目的は、レッテルの看過と自分という全体性への賛美。

これが、すべての人の真実であり事実。​​

 

・・・

 

京都のオープンカフェ ワーク会。

 

人と人の間に、それぞれのアイデンティティによって作ってしまった境界線。

 

※アイデンティティ🟰レッテル

 

その境界線の中に入り込んでいる無意識のアイデンティティを、人と人が集まる場にて解除していく機会。

 

また、各々のアイデンティティの元になっている「言葉(暗示)」の解釈の誤解も解いていく機会。

 

自分を、自我に縛りつけていた「言葉」の呪縛を、”場に放る”、その一助になればと思います。

 

「一期一会」の場にて、 一緒にワークができたら嬉しいです。

 

・日程

10月25日(土)11時~19時

10月26日(日)10時~17時

10月27日(月)10時~12時(おまけ~2日間のふりかえり)

・場所 

 

 

 

・参加費  10,000円 

 

※ 今回の京都もゆきえさんが窓口でいてくださいます→ yukiekujiranami@hotmail.com

参加費は振込みか、当日です~。

 

お振込​み先

ゆうちょ銀行

記号 17110

番号 12444391

​モトウ カオリ

 

他銀行からの振り込みの場合

店名 七一八(ナナイチハチ)

店番 718 普通預金

口座番号 1244439

※ その他の振り込み先が良い場合はお手数ですが、お問合せください。

090-1191-5554

kuzira826@yahoo.co.jp

 

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●zoom オープンカフェ

 

月17日(日)10時~12時(定員)

〇8月24日(日)10時~12時(定員)

 

◯8月29日(金)13時30分〜15時30分(あとお1人)

 

・zoom URLは、お申し込みされたら、お伝えします。

・参加費 1,000円

・zoomオープンカフェは少人数(わたしを入れて4人)です、ゆっくり、じっくり話せます。

 

・上記以外でも、ご希望の日程に対応してます~。ご連絡ください。

 

●ZOOM ワーク会

 

・日程 8月11日(月・祝) 10時~12時

 

・会話参加の方、どなたでも

・参加費 無料

 

※参加URLは、

ID:  540 951 0958
パスコード:129135

zoomのURL です→ URL:

 

●リアルオープンカフェ(熊本)

 

〇8月19日(火)9時~12時 ・場所 龍田公民館 会議室A

 

・参加費 1,000円

・上記以外でも、ご希望の日程に対応させていただきますで、ご連絡ください。

 

HP

 

 

 

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★【気づき】のYouTube →●

※ YouTubeも充実させていきたいけど、ボチボチ・・・そのうちやりたい。

 

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コチラ(hatena blog)では、「奇跡講座」の以前取り組んでいたワークの記録等を書いてます。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。