意味があると思い込んで、求めていたものが手に入ると、とたんに嘘っぽくなって心が冷める。
スッと火が消えたように。
あっという間に情熱が消えるたび、「あぁ、まただ、確かでも、真実でもなかった・・・」と絶望しながらも、「そりゃそうだ」と納得する。
本当は、怖かった。
そんな自分を責めていた。
拗ねてイジケてるのかなとも思っていた。
とにかく混乱しグルグルしていた。
どこにも居場所がないような、心許ない孤独な感覚で生きてきた。
・・・・・
いよいよ、「助けて」と心が叫んだときに、「奇跡講座」に再会した。
そこには、真実が述べられていた。
以前読んだ時には理解できなかったことが、ピタっと心に響き、心のモヤモヤが消えていった。
これまでの逆走に気づいた。
これまで、意味があることを意味がないと思い込もうとし、全く意味のないことを意味があることだと思い込もうとし、逆走して生きてきた。
心の奥深くでは、それを知っている。
本当の世界は、陰陽のない、対極のない、ひっくり返った中立な世界なんだと。
・・・・・
躊躇いながら、居座っていた自我を少しずつ丁寧に見つめ、退かせる。
責める必要も、邪魔者扱いする必要もない。
ただ、それは私の本質ではなかっただけ。
今、少しずつ訂正している。(ワークブック)
「わからなさ」にゆだねている。
夢から目覚め、今という永遠に在ることを思い出すために。