ランチはリッツカールトンホテルの和食“花筐”へ。天ぷらをカウンターで。今日のお客は私一人のみ。本を読む合間に、料理の話、特に野菜の話を聞く。今の野菜市場は、平均的な味ばかりで、“尖ったもの”が珍しいとのこと。なるほど、と思う。本来“尖ったもの”を食べることによって、味覚の振幅は大きくなり、それ以外の美味しさが引き立つはずなのに、中庸ばかりが売られ、結果的に“どれも一緒”になってしまっている、ということだろう。まあ、野菜だけでなく、それを食べている人間もそうかもしれない。
内装、器、味、ホテルにしては申し分なし。CPも十分。サービスも言うに及ばず。しかも、帰り際まで、板前さんがお見送りに出てきてくれた。これで、リピートしないはずがない。
夜は、焼き肉「平安」→「虹の湯」へ。一人、湯に浸かりながら、『葉隠入門』(三島由紀夫)を読み耽る。