まぁ無理と迄は行かないけれど、しんどいプランである事は自覚済。
一応誘ってみたけど人が来るとは思えず、しんどいもんねぇ。
起床は5時、もうこの季節は明るいなぁ。
新東名経由で西へ、新静岡~森掛川IC間は最高速度が120㎞/hなんでさらに高速。
愛知県内でも幸い車が多くなかったのか流れも良く進んで、豊田東JCTで0630辺りで良い感じ。
此処迄90分切るのね~と腹も減って来た。
一応家を出る際にチョコや饅頭確保して少し補給はしていたけど、昨日の疲れ方考えるとちゃんと食った方が良いか。
0639に鞍ヶ池PAに到着、コンビニ休憩5分で即発車。
東海環状道を北西に進む、流石に五斗蒔PAからの対面通行は速度出せないけど順調に。
美濃関JCTで東海北陸道に、この時点で0730前か~美濃迄なら2時間で着くのか。
先々週にウロウロしたあたりを高速通過、北上するにつれ…雲多くない??
さっき見た天気予報では日本海側の天気は下り坂、太平洋側は良さそうだけど…。
郡上八幡を過ぎてどんどん道路は登っていくねぇ、東海北陸道で一番気に入っているのが
白鳥ICの前で長良川を渡る所、先に登っていく道が見渡せて分水嶺も近付いているのが判ってワクワクする。
飛騨清見ICまで4車線化工事も完了したんで流れは良いね、ひるが野高原SAを過ぎれば日本海側に。
今回の目的地は…荘川ICで降りた方が好きだな、この時点で0806と3時間を切るハイペース。
158号~156号に出て庄川沿いを北上、早速御母衣湖が…水量少ないな。
この季節は雪解け水で増水するんじゃ無いの??かなり貯水量少ないけど暖冬の影響??
ダム湖脇を進んで
荘川桜に到着、案の定まだ蕾ですなぁ…例年開花はGWだしね。
更に北上を続けると…白川村に入った辺りで太陽は雲隠れ、天気予報通りか。
そして進行方向の雲が厚い…降らないと良いけど。
御母衣ダム脇を過ぎて平瀬の集落に入る手前に
旧遠山家が姿を現した、この道沿いに走って最初に目にする切妻合掌造りで大きさも立派…なんだけど観光客も殆ど居ない。
まぁそれもしょうがない、此処から15分も走ると白川郷…荻町の集落だもんね。
面倒になり河原で近場のみだしま駐車場でなくて、高い村営せせらぎ公園駐車場に…車で来るのにこっちの方が楽だし。
まだ9時前で大型観光バスも少ないんでさっさと集落へ。
咲いてますねぇ~そして曇天で一体化しちゃうけど。
先ず人が少ないうちにやる事やっちゃおう~と言う事で明善寺へ。
鐘楼門脇の桜が満開、混んでくると人通りの切れない場所だけどまだ無人で撮れた。
入母屋造りの本堂も。
そして庫裏が格好いい合掌造りだから~と思ったら
脇の桜も良い感じに咲いていた。
ああ後は青空が有ればいい光線なのに…と愚痴りながら
定番のアングルも、人通りが少ないとまだ現地に住む人の声も聞こえて。
周囲にも咲いてはいるんだ、奇麗に撮れないだけで。
さて目指すは昨年も桜を撮った城址展望台、既に下から見ても人が多いのが気になるけど…
行きと帰りで同じ道嫌だな~と思い、バスターミナル脇からの遊歩道で城址に登ろうと進めば
中々えぐい道だ…直登に近いんじゃないコレ??
でも一気に登れば5分程で
城址に、観光客が行く展望台より少しだけ西にズレてるから一寸印象違うなぁ。
さて混雑する展望台に行けば…日本語がほぼ聞こえない惨状。
桜も昨年いい位置にあった枝を切っちゃって絡められず。
まぁ良い位置に有り過ぎて外国人が枝引っ張っちゃってたもんなぁ。
ライブビュー使って色々試行錯誤しても
この程度が限界、これじゃどうしようもないね。
撤収して帰りは無難に農道をてくてく降りて
直ぐ集落に戻ってきた、そうしたらもう観光バスが増えて来て観光客だらけに。
それでも明善寺で
こういうアングル遊び程度は出来た、なんでアジア系は桜の木の下に入りたがるんだろう…人増えて来たんでもう駄目だな。
しょうがないんで集落の外れに、確か昨年雪山と合わせた桜の木が…
枝切っちゃってスカスカになってた…これではどうしようもない。
振り返ったところの食堂敷地に桜が何本か植わっていたけど
こっちはごちゃごちゃでどうしようもない。
仕方なく明善寺に戻って来る、タイミングよく無人に。
鐘楼付近は
桜の周りに数名、まだマシな方だけど。
う~ん気持ち切れ気味、10時回ったし撤収してもと思って川渡って…そう言えば此処にも民家園有ったっけ。
てくてく歩く、うん駐車場の入口横にあるけど肝心の集落とは逆方向だもんで人気は疎ら。
入ればいい感じに庭園っぽくしてますなぁ。
此処の合掌造り民家園の建物の幾つかは岐阜県の北限、加須良の集落からの移築だそうで。
集団離村で消滅した集落ですか、高山にある飛騨の里の合掌造りの1件もそこからの移築だったな。
良い雰囲気、何より集落と違って静かなのが良いねぇ~と思っていたらやかましいアジア系団体が来た。
桜は満開近いんで良いけど、晴れないんで厳しいねぇ。
白川郷では中に入れる建物がそう多くないだけに此処は入れるし展示もしっかりしてるね。
集団離村の話とかもちゃんとあって…重要だよね建物だけじゃなく。
珍しいと思ったのがこの建物、白川村に残る最古の合掌造りだそうで。
合掌造り自体実は江戸中期からのそんなに歴史ある様式じゃないんだけど、特にこれは癖があるというか…黎明期と言った感じ。
妻面の感じが洗練されていないようにも思える、室内は基本的に江戸時代の農家そのものなんで定型化しているけど。
敷地内に水も引いてあってばったり小屋もあった、水車程では無いけど水の力で製粉などしてたみたい。
ここらは其れでも桜が何本か植わっているんで
空を入れないと其れっぽくなるねぇ。
調子に乗って撮る、桜は良いねぇ~後ろの合掌造りも加須良からの移築で休憩所になってた。
こういう何気ない感じも良いねぇ…晴れてれば撮らないアングルだろうけど。
そうこうしている内に11時前、もう2時間は白川郷内にウロウロしているなぁ。
昨年は出発も遅かったもんで此処で折り返しだったけど、まだ午前中と言う事はもう少し寄り道出来そうだ。
村営のおばちゃんらが売ってる店で漬物と虫養いでお握り他を買う。
混み始めた駐車場を出る、前後左右の車が全て停めた時と違ってたな…。
国道156号をさらに北上、飛越国境の入り組んだ地域を越えると其処は越中富山県。
東海北陸道の五箇山ICを潜って直ぐが目的地、駐車場は…今回は上にしようっと。
此処迄白川郷から156号でも30分掛からず。
と言う訳で五箇山は菅沼集落にやって来ました、移築した民家園に見えるけど…元々の集落です。
道路からこれ見たいんで上に停めたんで。
早速集落内へ、上の画像からも判る様に人少ないね。
越中の合掌造りは妻入りが主流なので印象変わるね。
集落内の桜も満開、数本だけど悪くない場所にあるね。
この三本は大きさも位置も悪くないしね。
狭い集落だけどウロウロ歩くと…時折雲の切れ間から日が差したりしてきた。
これ幸いと構えて
水を張った田圃に写る桜、良いんじゃない~??
更にウロウロして、また日が差してきたんで
裏側から、裏山には出て来たばかりの新緑と左右に桜…春ですなぁ。
一寸引いて
良い雰囲気じゃないですか~それにしてもゆったりと言う程度しか人が居ないね。
適当にスナップしつつ
桜と合掌造りを愛でる、良いねぇ~春だねぇ。
気が付けば12時回ってる、このグラウンド何個か分しか無い集落で45分もあればと思ったんだけど
構えればまだまだ遊べそう。
でも色々考えると早めに帰路についておきたいし、そもそも12時回って腹減って来たな。
と言う訳で名残惜しいけど
コレで菅沼から撤収、この画像でも5人位しか見えないな。
156号を南下開始、さて昼飯…の前に
行徳寺に寄る、巨大な本堂と巨大な合掌造りの庫裏が目立つ…んだけど一般拝観殆ど出来ないんでねぇ。
そしてその横にある
庄川流域で最大の合掌造りである岩瀬家、まだ住んでるし何度か見学した事あるけど。
5層は巨大だ、そう言えばコレは棟入りなのね。
今回は空腹感が優先なのでコレですぐ車に乗って…直ぐの道の駅に寄る。
昼飯時で混んでたけど、少し売店冷かしてたら空いたんで
昼飯、白海老のかきあげと西の出汁のうどんが食いたかったんでね。
さて帰ろう、156号を南下して白川村に戻って来て道の駅白川郷で休憩して
其れじゃ今度こそ帰ろうっと。
萩町の信号で引っ掛かったけど、そして前に居た車が全て駐車場に行っちゃって前方がクリーンに。
156号を南下して御母衣ダム付近の片側交互通行で車列に引っ掛かる。
ダム脇を快走して
片側交互通行で停車、スノウシェッド上に崩れた土砂の撤去作業してるねぇ。
道の駅荘川でトイレ休憩だけして
東海北陸道に乗る、この時点で1405だけど4車線化工事が終わってるんで快適に南下。
1435には美濃関JCTを通過して美濃加茂SAで給油、15時前に美濃加茂を出れば1530に新東名に入れたよ。
愛知県内でトラック同士の追い抜きに引っ掛かってイライラしたけど静岡県内は順調。
特に森掛川ICからの120㎞/h区間はハイペースで進めた。
その結果
1070レに間に合う始末、しかも107号機だ。
1050レ
62レの清水発車迄撮って帰宅は1730と気楽そのもの。
うん往復700キロは長かったし清々晴れなかったし…でも
里山の春と言った雰囲気は良かったねぇ…。
さぁ桜もこれで大体終わりかなぁ??
GWに遠出の予定はサッパリ無いし、まぁのんびりしようかな??