シキ530形 | 狸力の巣

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まぁ…なんとなく作ったモノです。



最近の状況なんかを綴ってみたりしてます。

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45t積低床式大物車

昭和34年に日立で一両のみ製作された。

昭和28年に製造されたシキ15形式の後継車という位置付けである。

車体は鋼板・形鋼を全溶接で組立てたもので、長さは15,500mm・BC間距離は11,200mmでシキ15形式に比べ大きさは一回り小型となっている。
床面が全て鋼板で覆われていて梁が一切露出していないのはシキ15形式と同様である。


低床部は長さ7400mm×幅2650mmとなっている、レール面高さは700mmとなっている、その反面低床面下面とレールとの間隔は僅か173mmしかなくハンプ通過は積車、空車を問わず禁止された。

台車は3軸の米型と言える外観の台車を履いており、シキ15形式といい、何かいわくが有りそうだ。

43,10ではスピードアップ不適合車として黄帯を巻いたが、何故か側梁上部全体に帯が巻かれている。

積載荷重が中途半端であったためか余り使われる事なく昭和44年に所有が江野重工に変更となり、常備駅も日立から江野川に変更された。
その際に床面上に付帯物が取り付けられ、形態が変化している。
改造されたものの余り活用されなかったようで、昭和58年度末に廃車となった。









てな感じで如何でしょう?
最初は塗装変更位で済ませるつもりでしたが、床面が木張りの大物車は日本に居ないので床面をプラ板で作り直し。

取り敢えず紙に印刷した文字をぺたぺた貼ったらそれらしくなったので善し。


多分江野川駅は山陰地方に有るんですよ、非電化路線の余り大きくない駅です…多分。


誰か騙されないかな?