⭕️幸せに近づきます!46歩目【覚悟のレベルとは?】 | ☆彡なまぐさ坊主の辻説法!もう限界、思ったときがまだ半分!

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【伊勢神宮 宇治橋前】


⭕️今日の気づき⭕️
「軽く使っていましたね!」


みなさんは、いかがおすごしでしょうか?
今日もお訪ねいただいきましてありがとうございます。

「覚悟」という言葉はご存知でしょうね。

ところが、この意味も時代とともに感覚的には、変化してきているようです。

辞書で調べますと、


* *1*危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、それを受けとめる心構えをすること。

* *2*仏語。迷いを脱し、真理を悟ること。

* *3*きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。

などが挙げられてきます。


私たちが普段使っている意味は、

1番や3番が多いと思うのですね。

ところが、本当の意味は、2番から始まったようなのですね。

仏教でいうところの
「迷いを脱し、真理を悟ること。」

文字通り 「悟りを覚える事」になります。

悟りを覚える事なんて出来ないんです。
だって、釈迦以前も釈迦以後も悟りを覚えた人は誰もいないんですからね。

釈迦が覚えた悟りを、自分も覚えるところまでやり抜く決意・心構えの事を「覚悟」という事なんですね。

出来ない事を成し遂げるまでやり続ける、難しい事をするのだから、どんな困難に当たっても当たり前。でもそれすらも乗り越えるという心構え。

それはそれは並みの心構えではないという事ですね。


さて、私たちはこれほどの心構えを持って、事に臨んでいるでしょうか?

言葉では、「覚悟」ということはたまに出てきますが、ものすごく軽く使っているように思うのです。

私のところに来られる相談者さんは、医療や専門家と言われるところに行っても、ダメだったという人がお見えになります。

「大変なのは覚悟しています」という人もあります。

大概、こういう人の方が泣き言を言ってギブアップしそうになります。

覚悟の深い意味を捉えれていないので、
「思っていたよりもしんどかった」
となるんでしょうね。

覚悟を決めるとは、「悟りを覚えるまで諦めない」ぐらいの決意で、事に臨む気構え。

これぐらいの気持ちで、困難に向かえば大概のことは解決するのではないでしょうかね。

               合掌